ドライバーの調子がよく好スタートの武藤俊憲!(撮影:岩本芳弘)

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コカ・コーラ東海クラシック 初日◇3日◇三好カントリー倶楽部西コース(7,315ヤード・パー72)>
 国内男子ツアー「コカ・コーラ東海クラシック」が3日(木)に開幕。その初日、4バーディ1ボギーの“69”をマークして首位と1打差の2位タイにつけたのは2008年同大会のチャンピオン武藤俊憲だった。
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 武藤と言えばツアー選手の間でも“飛んで曲がらない”と定評があるドライバーの“名手”。ドライバーの平均飛距離とフェアウェイキープ率から計算される「トータルドライビング」のカテゴリでは常に上位に入り、年間1位の座に4度輝いている。しかし今季の「トータルドライビング」は61位と武藤のキャリアの中でも極端に悪い順位となっており、これはそのまま武藤が陥ったドライバー不調の深刻さを物語っている。
 これまでの武藤は“飛んで曲がらない”ドライバーを武器に切れのあるアイアンショットで勝負するスタイルだった。しかし今季のゴルフはそれとは対照的にティショットのトラブルからいかにパーをセーブするかというゴルフを強いられている。「周りからもらしくないゴルフって言われますよ。男子はバーディ取ってナンボですから正直苦しいです」ティショットのトラブルが増えたことにより、ショートゲームが向上したという副産物もあったが、本来の自分とかけ離れたゴルフをしなければならない苦悩はどれほどのものだろうか。
 また今季の武藤はややツキにも恵まれていない。「関西オープン」前の長い空き週の期間にドライバーの徹底調整を行った武藤は同大会からドライバーが復調。続く2試合ではトータルドライビング上位につけるなど本来の姿を取り戻したかに見えが、「ANAオープンゴルフトーナメント」でドライバーのフェースが割れるトラブルに見舞われた。やっと好感触を得たドライバーを失った武藤は再び迷路に迷い込んでしまった。
 そこからの武藤は再び試行錯誤の日々。最新モデルから古い型のドライバーまで同一スペックに調整したものを何本もトーナメントに持ち込み、自身の感覚と実際の球筋との間にあるズレを調整するべく練習場で遅くまで打ち込んだ。そしてようやく「これならいけるかも」と思えるドライバーを見出し、プロアマ大会で本戦に使う1本を選択するに至った。
 そして迎えた大会初日、武藤は本来のプレースタイルでバーディチャンスを量産。多くの選手が苦しんだハードコンディションの三好カントリー倶楽部で3アンダー“69”の好発進を決めた。ラウンド後の武藤は「決められたチャンスはもっとあったけど、全体的には良いゴルフができた」と安堵の表情で語った。
 ドライバーの不調から脱出への光が見えた武藤。初日の好スタートを受けて「チャンスはあると思う。狙っていきたい」と優勝に意欲を見せた。「いかに沢山のバーディチャンスを作ることができるかがカギになる」と勝負のポイントを話した。武藤本来の姿を取り戻せれば、2008年に続く大会2勝目も見えてくる。
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