吉岡徳仁クリスタライズ展が初公開 アトリウム大空間に「虹の教会」出現

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 国際的に活躍する吉岡徳仁の先鋭的な作品を展示する「吉岡徳仁-クリスタライズ」展が10月2日、開催に先駆けて初公開された。吉岡徳仁にとって公立館初の大規模個展で、2007年にスタートした作品群「Crystallized project」を出展。今日行われたプレスプレビューには作家自身が出席し、プレゼンテーションを行った。

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 「吉岡徳仁-クリスタライズ」展は、自然のエネルギーを結晶化し作品を生み出すという意味が込められた「Crystallize(クリスタライズ)」をテーマに開かれる。会場は大きく3つの空間で構成され、音楽を聴かせながら結晶化させた絵画「Swan Lake」をはじめ、7つの糸から生み出される椅子「蜘蛛の糸」や結晶化した薔薇の彫刻「ROSE」など、大規模なインスタレーションから新作まで約30点が展示される。

 アトリウムの大空間には、20代前半に「いつかこのような建築をつくりたい」と強い思いを抱いたという南フランス・ヴァンスの「ロザリオ礼拝堂」にインスピレーションを得た大規模な建築プロジェクト「虹の教会」が出現。吉岡徳仁の一つの到達点でもある「光」によって表現された同作は、約500個のクリスタルプリズムを集積したステンドグラスから全身で「奇跡の光」を感じることができる。

 2009年頃から構想をスタートさせたという「吉岡徳仁-クリスタライズ」展について、吉岡徳仁は「プロダクトや空間、建築など垣根を越えてものづくりをしているが、自分の世界観を初めて包括的に概観できる個展に仕上がっている」と話している。同展の会期は、10月3日から2014年1月19日まで。

■吉岡徳仁クリスタルの世界 公立館初の大規模個展を開催
 http://www.fashionsnap.com/news/2013-08-02/yoshioka-mot-crystallize/

■「吉岡徳仁-クリスタライズ」展
 会期:2013年10月3日(木)〜2014年1月19日(日)
 会場:東京都現代美術館
 休館日:月曜日(ただし10月14日、11月4日、12月23日、1月13日は開館)、10月15日、11月5日、12月24日、12月28日〜2014年1月1日、1月14日
 住所:東京都江東区三好4-1-1
 TEL:03-5245-4111(代表)
 http://www.mot-art-museum.jp/