国土交通省から測量依頼が来そう!建設技術研究所、トプコンに注目
祝! 2020年、東京五輪!! この決定の翌日、9月9日の日経平均は、ご祝儀もあって344円高。この勢いに乗って、1万5000円、1万6000円の2つの壁を超えてほしいっ。興奮さめやらぬ相場で「金メダル」を狙える銘柄をズバリご用意!


国土交通省は全国の地方自治体に対し、土地の境界を定める地籍調査の状況についてアンケートを実施する方針だという。

本来は戦後に制定された国土調査法に基づいてすべての土地の境界が定まっているはずだが、実際に調査が終わっているのは国土面積の半分ほど。土地の境界画定が不十分だと災害復興の障害にもなることが東日本大震災後に判明したため、「災害対策」をキーワードに測量調査の仕事が増えそうだ。

中央省庁による自治体調査は、全国的な大事業の前ぶれ。首都圏など人口密集地では特に地籍調査の遅れが目立つ。官公庁の測量依頼が多い建設技術研究所や測量機器のトプコンに注目。航空測量のアジア航測は出番なしか。

河合ウオッチャー達憲のそのとき株は動いた!

8月5日の4〜6月期決算発表で驚異的な上方修正を報じ、株価は400円台からわずか7営業日ほどで約1.5倍高。まさにバズーカ並みの急伸となったのが新電元工業だ。

同社の13年4〜9月期連結経常益は62億円の黒字見通し。前年同期約7.8億円の赤字から大幅黒字転換の予想だ。従来予想は48億円だったので、約3割の上方修正予想となる。太陽光発電向けの電源装置や二輪車向けの部品販売が好調であったことが背景だ。加えて、為替差益も対アジア通貨での円安が進み、フォローに。ただ、会社側の通期の業績見通しは、主要市場である東南アジアやインドの需要動向が不透明なため非公表とした。

今14年3月期の業績は、通期で17%増収・117%経常増益とさらに驚異的な伸びが予想される。二輪車用電装品や通信用整流器など半導体や電源が収益の柱。再生可能エネルギーの固定価格買い取り制度の導入で、太陽光発電向け電源装置はパネルメーカーからの引き合いも強まっている。また、二輪車部品の中でも点火系や制御系部品が東南アジア向けに好調な様子。続く2015年3月期は、7%増収・14%経常増益の見込み。1998年3月期の過去ピーク経常利益の76億円を17期ぶりに更新する見通しだ。

目標株価は過去ピーク益と今期予想の利益と株価の相関試算法で算出すると、理論株価は1297円。8月14日に、4〜6月期の上方修正の勢いで年初来高値の622円をつけたが、まだ5合目ということになる。



河合達憲(かわい・たつのり)
カブドットコム証券 チーフストラテジスト

毎週火曜のネットセミナーが大人気。TV・ラジオにレギュラー多数。大阪国際大学の講師にも登壇。最新刊『株の五輪書』(マガジンハウス)。




この記事は「WEBネットマネー2013年11月号」に掲載されたものです。