「おそらく今週サインとなるだろう。もちろん、何も決まっていることはない。だが、私はさらにインテルが良くなることを願っているよ」

インテルのマッシモ・モラッティ会長が30日、理事会終了後に報道陣の取材に応じ、エリック・トヒル氏との交渉に関して、このように話した。

この日の理事会は、昨年の決算の承認とともに、今後の状況に関してより説明するのに役立ったはずだ。モラッティ会長は次のように続けている。

「取締役の数は、それぞれが持つ(株式の)パーセンテージによるだろう。投資する3者がそれぞれの代表者を持つ。我々ももちろん、大きな部分を手にすることになるだろう」

モラッティ会長も近しい親族(現副会長である息子のアンジェロ・マリオ氏か)とともに、おそらくはその一員になると見られている。同会長はさらにこのように話した。

「私はさらに強いインテルを願っている。それがトヒル氏との取引の理由だからだ。サインも近いかもしれない。だが、それが実現するまでは、何も発表はできないよ。これから株主総会の予定を決めていこう」