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株式市場にとっては歴史的改革でもあった東証と大証の現物市場の統合(7月16日)。旧大証単独上場銘柄が続々と好パフォーマンスを叩き出した。そこに今、新しい切り口が台頭している。旧大証2部単独上場銘柄による、東証1部指定の期待だ。

今回の現物市場の統合に際して「旧大証単独上場銘柄の取り扱い」基準を発表しているが、この中に「大証単独上場銘柄は、統合日以後、大証における上場日から東証本則市場に上場していたものとみなす」とある。つまり東証2部銘柄は、東証1部指定に際して2部市場で1年を経過する必要があるが、今回の旧大証2部銘柄は例外的に大証2部上場期間がカウントされ、形式基準さえ満たしていれば、1部指定の資格を得ることができるというわけ。早ければ、今年10月中旬以降にもこうした銘柄が登場する。旧大証では1部昇格を見送っていた企業も、東証1部のステータスを求めて方針を変更することが十分予想される。

8月中旬、みずほ証券ではこうした旧大証2部銘柄で東証1部指定の形式基準を満たす12銘柄を選定した。左表の銘柄以外では、アサヒペン、安永、たけびし、Jトラスト、朝日放送、シャルレ、マルコ。このほか、立会外分売などでの株式分布の改善により指定の可能性がある銘柄として、南海辰村建設、アスモ、技研製作所、三精輸送機、マックスバリュ西日本、あかつきフィナンシャルグループ、ハナテンが取り上げられている。

こうした企業の中で、事業が消費者と密着している企業が東証1部に昇格するメリットが大きいだろう。象印マホービン、シャルレなどがそれにあたるが、アサヒペンも有力。従来の塗料に比べて水性屋根用で3〜15度程度温度上昇を抑制できる遮熱塗料シリーズを展開し、熱中症対策企業としても注目。営業利益は第1四半期(4〜6月)2億4800万円だが、通期予想は5億5000万円と進捗率から通期業績の増額期待もある。



旧大証で東1に出世するかも!?な5銘柄

【象印マホービン(東2・7965)】366円(1000株)
売り上げの4分の3を占める炊飯ジャーなどの調理家電製品が国内外で拡大し、今11月期業績を増額修正。

【田淵電機(東2・6624)】494円(1000株)
太陽光発電システム向けの電力制御装置が絶好調。6月に業績を増額修正、6期ぶりに年3円の復配見通し。

【瑞光(東2・6279)】7100円(100株)
衛生用品製造機で国内シェア80%。海外で稼ぐ企業として注目度も上昇し、今2月期業績の増額修正期待も大。

【ハイレックスコーポレーション(東2・7279)】2075円(100株)
自動車用コントロールケーブルの世界最大手。グローバル化で先駆し、ロシアでの生産も準備中だ。好財務企業。

【コタ(東2・4923)】827円(100株)
美容院向けの頭髪用化粧品が主力で今3月期経常利益は4期ぶりの最高益見通し。首都圏での開拓が進展中。

※株価は2013年9月9日現在。



この記事は「WEBネットマネー2013年11月号」に掲載されたものです。