祝! 2020年、東京五輪!! この決定の翌日、9月9日の日経平均は、ご祝儀もあって344円高。この勢いに乗って、1万5000円、1万6000円の2つの壁を超えてほしいっ。興奮さめやらぬ相場で「金メダル」を狙える銘柄をズバリご用意!


スマホで無料通話や文字メッセージのやりとりができる「LINE(ライン)」は、8月時点で世界で2億3000万人に普及し、年内に3億人に達する勢いだ。日本でもスマホ利用者の約9割がLINEに加入。これだけの加入者数となれば、広告やネット通販などで既存ネット企業を一気に追い越すことさえ可能になる。「将来を買う」株式投資にぴったりの新巨大ネットワークだ。

LINEは無料アプリをスマホ端末にインストールし、電話番号を入力するだけで登録できる。手続きが簡単なため、幅広い年齢層のスマホユーザーがLINEに加入している。

今はLINE相場の第1幕。主役はネット広告企業だ。トップ銘柄は「LINE@(ライン・アット)」の運用支援を始めたネットイヤーグループ。LINE@はLINEユーザーに広告やクーポンを配信するものだが、既存の広告媒体との最大の違いは「既読確認」だろう。LINEのメッセージは受け取った人が開封したかどうかを送り手側から確認できるので、効率よく広告を打てる。

また、利用者が多いとコンテンツの有料配信が盛り上がる。携帯電話で成功ストーリーが確立されているように、音楽やマンガ、動画、占い、健康情報などコンテンツの幅は広い。すでにスタンプ(絵文字)が月10億円規模のビジネスに育っている。

運営会社のLINEが行なった8月の事業戦略発表会では、この秋にも通販サイト「LINEモール」を立ち上げる構想が示された。国内では楽天とアマゾンが激突する分野に、加入者を大量に囲い込んだLINEが第3極として参入するのだ。昨年9月からすでに、LINE上で「シークレットセール」として通信販売を実施し、いずれも成功しているという。電車などでスマホに没頭する人の多さを考えれば、短期間で業界首位に躍り出ることも夢ではない。

また、市場の一部にはLINEの年度内上場説もある。LINEは韓国ネット企業大手NHNの日本法人だ。NHN自体は韓国で上場しているが、LINEそのものは未上場。フェイスブックが日本円で9兆円規模の時価総額になったことから、LINEも兆円単位の大規模IPO(株式の新規公開)になる可能性が高い。仮にLINEの上場が決まれば、関連銘柄が一斉に値上がりするだろう。



LINE関連5銘柄はコレだ!

【アドウェイズ(東マ・2489)】38万8000円(1株)
LINE関連銘柄全体の指標的な存在。LINE上の仮想通貨が使える「LINEフリーコイン」を提供。

【ネットイヤーグループ(東マ・3622)】1188円(100株)
「LINE@」の成功で一躍脚光を浴びた。6〜7月に5倍高をつけた後だが、なかなか株価が安くならない。

【メディア工房(東マ・3815)】13万9100円(1株)
携帯電話での占い有料配信で成功した企業。LINEにも簡単に応用できるのが強みだ。

【デジタルガレージ(JQ・4819)】59万2000円(1株)
LINE向け電子コミック会社に出資。ネット系の新ビジネスには、しばしばこの会社が登場する。

【ユナイテッド(東マ・2497)】2442円(100株)
スマホの壁紙を投稿・交換できる「ココッパ」は、”第2のライン”とも呼ばれ、女性会員が急増中。

※株価は2013年9月9日現在。アドウェイズは10月1日より100株単位に変更。東マ=東証マザーズ、JQ=ジャスダック。



この記事は「WEBネットマネー2013年11月号」に掲載されたものです。