韓国の人気掲示板サイト「日刊ベスト貯蔵所(イルベ)」に27日、あるユーザーが「おじいさん自殺認証ショット」とのタイトルで、自殺した自身の祖父の写真を投稿したことから騒動になっている。

投稿したユーザーは、「トイレに行ってみたらおじいさんが自殺されていた。驚いたけど、紙を探して認証(ショット)することを考えるなんてイルベ中毒なのかな。おじいさんはセヌリ党を支持していた。冥福を祈ってくれ」と書き込んだ。

認証ショットとは、投稿内容が事実であることを示す証拠写真のこと。自身のIDを書いた紙を被写体と一緒に撮影し、その画像をネット上に掲載する。ユーザーは、自殺したおじいさんの横にIDを記した紙をかざし、一緒に撮影していた。

書き込みはすぐに炎上し、コメント欄にはユーザーを非難する書き込みが殺到した。写真はその日のうちに削除されたが、別のユーザーが問題の書き込みをキャプチャしたことから現在も画像は拡散している。ユーザーは普段使用しているIDではなく、この投稿のために新しいIDを作っていたが、韓国メディアが調べたところ、普段使用しているIDはイルベに1000以上の書き込みを行っていた。

ネットユーザーによるショッキングな認証ショットの投稿について、韓国の専門家は「周りから注目されたい」という欲求が起因していると指摘した。「イルベ中毒かな」とコメントしているように、ユーザー自身も認証ショットを投稿すれば世間から批判を浴びることはある程度、予測していたと思われる。しかし「注目されたい」という欲求が社会的な常識に勝ってしまった結果、問題の写真を投稿するという行為に至ってしまったようだ。

現在もネット上には「信じられない」「処罰してほしい」「イルベを何とかしてほしい」「くらなんでも酷すぎる」などとユーザーを非難するコメントが集まっている。

・参照:マネートゥデイ

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