左上から時計回りに杉本哲太、松田美由紀、村上淳、渡辺真起子

写真拡大

河瀬直美監督の新作映画『2つ目の窓』が、2014年初夏に公開されることがわかった。

【もっと大きな写真を見る】

1997年公開の『萌の朱雀』で『第50回カンヌ国際映画祭』新人監督賞にあたるカメラドールを受賞し、2007年公開の『殯の森』では『第60回カンヌ国際映画祭』でグランプリに輝いた河瀬監督。今年5月に開催された『第66回カンヌ国際映画祭』では審査員を務めた。また、昨年には『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』の主題歌として話題を集めた宇多田ヒカルの楽曲“桜流し”のPVを手掛けている。

同作は、自然豊かな奄美大島を舞台に、16歳の少年と少女、そして彼らを取り巻く大人たちの姿を通じて、命のつながりや人と自然との共存、生と死などを描いた作品。キャストは杉本哲太、松田美由紀、渡辺真起子、村上淳、榊英雄、常田富士男らが名を連ねている。本日10月1日から奄美大島でクランクインし、10月下旬にクランクアップが予定されている。

河瀬監督は同作について「人間の心は複雑であいまいで、どうしようもないものだからこそ、そんな『こころ』の成熟を『自然』という名の『神』から学んでゆく物語であれればと願う。時計が刻む時間ではなく、ガジュマルの葉を揺らす風の様に切り取るのが、私の映画時間だと思っています。その物語の『時間』は『魂』とともに刻まれ、この世界に誕生する」とコメントしている。