何度繰り返しても彼女が助からない、ヒントがない、どうすればいいの……六道紳士の人生やり直しマンガ『AGEHA』他、『ハイキュー!!』『黒子のバスケ』『暗殺教室』『彼岸島 最後の47日間』『多重人格探偵サイコ』など今週発売。

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今週は六道神士の『AGEHA』2巻が発売されます。

主人公の少年・心記がある日、恋人の少女朱波と初体験にいたろうとするところからスタート。
ところが死にます。朱波はいきなり死にます。
それを回避しようと世界はループしはじめるのですが、死ぬ、死ぬ。また死ぬ。

実はある条件が揃うと朱波は確実に死ぬ、というルートが出来てしまうのです。
それを避けるべく、なぜか心記は謎の人物によって何度もやり直しができるようになるのですが、やっぱり死ぬ。たまに心記も死ぬ。
諦めたらもちろんそこで終了。

どうすんのこれ?!な、やり直しマンガ。ループするというよりも、ゲーム機のリセットに近いです。
ただしヒントの欠片もないムリゲーな上に、軸もズレるので想像の範疇を大きく外回り続けます。
えらいスピード感で、設定があるのかないのかわからないドタバタ劇で物語は進んでいきます。
心記がイレギュラーになって条件を外し、朱波と生き残るしかない。
でもヒントは一切ありません。
ほんとこれ……どうすんの? 
砂漠で水がなくて死ぬとかちょっと、意味がわからないですね……。
でもやり直すしかないんです。

タイトルは「バタフライ効果」から。蝶の羽ばたきが、遠くの場所で天候に影響をおよぼすことがある、という例えで、カオスの中では初期条件の小さな差で結果大きな違いをもたらす、という意味。
でもそれすら意味があるのかないのか……。
『まどか☆マギカ』などのループものだと思って読んでもやけどしますし、ラブコメだと思って読んでもやけどする困った作品です。面白いです。
作者の六道紳士は『エクセル・サーガ』などで破天荒でパロディや楽屋オチたっぷりのアクションギャグマンガを描いていましたが、それをさらに拡大したらこうなる、という作品。
是非ムリゲーに翻弄されてみてください。

その他今週発売のコミックス。
『暗殺教室』6、『黒子のバスケ』24、『ハイキュー!!』8、『こちら葛飾区亀有公園前派出所』187、『彼岸島 最後の47日間』12、『みんな! エスパーだよ!』5、『十 〜忍法魔界転生〜』3、『監獄学園』10、『フットボールネーション』5、『王様達のヴァイキング』2、『重版出来!』2『裸者と裸者 邪悪な許しがたい異端の』2、『大正ロマンチカ』4、『多重人格探偵サイコ』19など。

(たまごまご)