伝統とモダンが交差するまちの文化祭「神楽坂まち飛びフェスタ」

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神楽坂は坂と路地の日本情緒あふれる花街でもあり、近くに日仏会館もあるせいか欧米人も多く、さらに石畳の小道がパリっぽいとフランス人もいうほどのエキゾティックな街でもある、不思議なところ。そんな伝統とモダンが交差する神楽坂で、まちの文化祭「神楽坂まち飛びフェスタ2013」を10月19日(土)〜11月3日(日・祝)に開催。

「もともと、1999年7月に開催された『アートがまちに飛び出していき、まち全体がアートスペースになる企画〜まちに飛び出した美術館』を前身とし、その後神楽坂ゆかりの様々ない年とを加えて発展継承され、今年で15回目を迎えることになりました。2004年からは『伝統とモダンが交差する、まちの文化祭』というサブタイトルをつけ、これにより、日頃から神楽坂において発信されてる、魅力あふれる“アートと文化”、そしてそれを担う人々を1年に1度集結させた、まさに“秋の神楽坂文化祭”という雰囲気が高まりました。また、最終日には一大イベント『坂にお絵描き』を開催します。神楽坂の坂下から坂上までの道路全長700メートルに、白くて長〜い紙を敷き、地域の人々とのみならず、まち飛びに遊びに来た人々を巻き込んで、楽しく絵を描く。そんなイベントです。ぜひお立ち寄りください」と広報担当者さん。

戦災で壊滅的被害を受けた神楽坂には、目に見える名所旧跡はないけれど、1500年代半ば、牛込氏が居城を築いて以来の“歴史”が至る所に息づいていて、ノスタルジックな気分になれそう。この神楽坂の“豊富な歴史”こそが神楽坂の財産であり、これを活かし未来につなげたい・・・。そんな思いが、神楽坂まち飛びフェスタには込められてるんだって!

参加するのも、「まかないこすめ」や「ここん」、「ふくねこ堂」などの和もの屋さん、坂下の「CANAL CAFE」や「あかぎマルシェ」など洋物店、おもしろそうなところでは神楽坂化け猫パレード、詩吟や寄席など、顔ぶれも確かに“神楽坂”ならではのミックス具合。友達と一緒に神楽坂の細〜い路地を探検気分でウロウロすれば、ステキなお店も見つけられちゃうかも!