友近にハリウッドPが熱視線? 長谷川博己がベネチアでのエピソード披露。

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園子温監督の最新作「地獄でなぜ悪い」の初日舞台挨拶が9月28日、東京・新宿バルト9で行われ、國村隼、堤真一、長谷川博己、二階堂ふみ、友近と監督が登壇した。

満席となった客席の後方から、歓声を浴びながら登場した面々。 最初にひとりずつ挨拶し、友近は「芸人界のセックスシンボル、友近です」と、さっそく笑いを誘う。同作について、撮影してる時は残酷シーンが多く心配だったという友近だが、仕上がりを見て「残酷になればなるほどこんなに笑える映画って、これまでなかったんじゃないかな。お腹の底から笑える映画だなと思いました」と絶賛。

また、ヤクザの組長である武藤(國村)の妻・しずえ役についても「(ヤクザの妻は)コントではやったことがあったんですけど、本格的な映画でやらせてもらえたことと、あと、女子刑務所の2時間ドラマが好きでよく見てたんですけど、女子刑務所にも入れることも出来て、今回、ホントに夢が叶いました」と、すこぶる饒舌に挨拶を終えた。

今回の舞台挨拶は、登壇者6人、年少者から順にリレー形式で質問を投げかける形式で進行。そこで長谷川は、ベネチア国際映画祭で、ハリウッドのプロデューサーという人物から「奥さん役が素晴らしい。彼女は日本で有名な女優さんなのか?」と声をかけられたとのエピソードを披露した。

「すごい!」と驚く友近に対し、長谷川は「ものまねとか達者でいらっしゃいますけど、ものまねと演技の違いってなんでしょうね?」と質問する。すると友近は、ものまねは観察してどれだけ似せるかで、演技についてはまだまだ勉強中ながらも自然な演技を心がけているといった持論を話すが、途中から聞き取れないほどの小声に……。

客席からくすくす笑いが聞こえ出すと「どなた?」と長谷川が訊き、友近は「小声で話す人は、中森明菜さんですよ!(笑)」とツッコみ、場内は爆笑。

続いて、友近から堤へは「今回の映画で、顔、顔芸がホントに面白くて、ずっと笑ってました」と、その表情の作り方について質問すると、堤は「今回、役作りというより、監督がいろいろ要求してくるんで。要求というより、OKですけど、もう1回っていう連続なんですけど、正直言いますけど、ふざけてただけです(笑)」とのことだ。

これを聞いた友近は「天才的な間と表情と切り替えと……練習してできるもんじゃないなと思いました」と納得の様子。また、友近は続けざまに「しゃぶしゃぶ屋さんに行きますと、『うちの自慢の胡麻だれです』って出してくるところがあるんですけど、私は『ポン酢お願いします』っていうタイプなんです。そういう女性、どう思いますか?」と再び堤にぶつける。これに対して堤は、苦笑しながらも「僕、胡麻だれ大好きなんです。1回食ってみてください。僕は肉を胡麻だれ、野菜をポン酢で食べてます」といったこだわりを真摯に語り、友近は「わかりました」と返すのみだった。

主役の國村は、娘役の二階堂に「いいお父さんでしたか? それとも『かなわんなあ』というお父さんでしたか?」と問いかけると、「イーブンパー」と唐突にゴルフ用語で答えて笑いを誘った。演技だけでなく、その言動やキャラクターにも注目されそうな彼女に、友近も興味津々のようだ。

今回の舞台挨拶では、監督が「僕が一番欲しかった賞」と言い切るトロント国際映画祭ミッドナイト・マッドネス部門観客賞の賞状プレートが初披露されたほか、出演だけでなく主題歌も担当するも、療養中で登壇できなかった星野源から手紙が届き、MCが代読する一幕も。ユーモアを交え、快方に向かっていることが伺えるその文面に、ホッとした表情を浮かべる一同だった。

最後に友近は「ぜひ、いろんな方に勧めていただいて、出口の『ぴあ』のアンケート(ぴあ初日満足度ランキング)で100点つけていただいて、口コミで広めていただきたいと思います」と猛アピールした。

映画「地獄でなぜ悪い」は、新宿バルト9ほか全国ロードショー。