北欧デザイン巨匠ハンス・ウェグナーの椅子が一堂に 個展開催

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 北欧デザインの巨匠Hans Wegner(ハンス・ウェグナー)のものづくりを紐解く大規模個展「島崎信+織田憲嗣が選ぶハンス・ウェグナーの椅子」が、東京・南青山の「スパイラルガーデン」でスタートした。生前のHans Wegnerと深い親交をもつ島崎信氏と椅子研究家の織田憲嗣氏がセレクトした62点の椅子を展示。現在も生産されている定番品から、試作のみで生産されなかった作品、自邸の模型まで、貴重なアイテムが並べられている。会期は10月14日まで。

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 南ユトランド半島トゥナー出身のHans Wegnerは、逝去する2007年まで500脚以上の椅子をデザインした言われ、世界で50万脚以上を販売した「Yチェア」や「椅子の中の椅子」という異名をもつ「ラウンドチェア(通称 ザ・チェア)」など、数々の名作を生み出してきたデンマークを代表する家具デザイナーの一人。1984年にはデンマーク女王よりナイトの称号を与えられ、1995年には故郷に美術館が開館。2014年に生誕100周年を迎える。

 展覧会「島崎信+織田憲嗣が選ぶハンス・ウェグナーの椅子」では、定番品や試作品に加えて現在は生産されていない椅子など歴史的に価値が高いアイテムを島崎氏や織田氏のコレクションの中から展示。また、椅子の木材パーツやカットモデル、ミニチュア、ウェグナー邸の模型、Hans Wegnerのデザインのルーツにつながる中国明代の椅子など豊富な資料も並べられる。見るだけではなく、アイテムによっては実際の座り心地を体験し、購入することも可能。「見る」「使う」「買う」の3つの側面から、それぞれの椅子に込められた美と技の足跡を紐解く。

■「島崎信+織田憲嗣が選ぶハンス・ウェグナーの椅子」
 会期:9月27日(金)〜10月14日(月・祝)
 時間:11:00〜20:00 ※会期中無休
 会場:スパイラルガーデン(スパイラル1F)