写真提供:マイナビニュース

写真拡大

JR東海はこのほど、東海道新幹線N700系の改造工事の進捗状況を発表した。N700系の改造は、今年2月にデビューしたN700Aに採用されている機能の一部を搭載するもので、安全性と安定運行のサポート機能の強化が目的。

東海道新幹線としてはかつてない大がかりな車両改造工事であるため、浜松工場に専門チームを設置。今年度は32編成の改造を行い、2014年度は37編成、2015年度は11編成を工事して、3年間で全80編成の改造を完了させる計画だ。改造に要する総費用は約230億円。9月26日時点で12編成の改造が完了し、9編成が運用に就いているとのこと。

おもな改造内容は、ブレーキ力を約15%向上させる「中央締結ブレーキディスク」や、地震発生時の停止に要する距離を1割程度短縮する「地震ブレーキシステム」、列車ダイヤが乱れたときの運行をサポートして遅れの早期回復に役立つ「定速走行装置」など。空気タンクや付随する配管類をはじめ、1編成あたり1万点を超える部品を取り付けるという。

(佐々木康弘)