不動産投資というと高額な資金が必要と思われるかもしれないが、実は物件を選べば融資を組むことができ、少額からでも始めることができる。不動産投資のハードルは低くなっているのだ。実際に年収500万円以下での成功者にも取材。成功者たちに、今すぐ始めて失敗しない秘訣を教えてもらった。


海外不動産投資を始め、憧れの海外生活へ前進

不動産投資では、成長著しい新興国にも熱視線が注がれている。特にタイやマレーシア、フィリピン、シンガポールなどの東南アジアが人気で、注目度も高い。北海道で計12室のアパートを持つ、細川正志さんもその一人だ。

「20代のころから国内と海外で半々の生活をしたいという夢を漠然と持っていました。それから時がたち、2012年に?国際自由人〞として知られる藤村正憲さんのセミナーに参加したんです。国内と海外での生活を謳歌する藤村さんに会い、海外不動産投資への思いを強くしました」

最初に買ったのは、来年10月完成予定のタイ・アユタヤのワンベッドルームだ。

「今年1月に10%値上がりすることになっていたので、昨年12月に即断しました。海外ではローンを組めないことが多いのですが、今回は会社出資のローンを70%まで組むことができたので、259万バーツ(約830万円)のうち、頭金は250万円ほど。海外はプレビルド物件が多く、完成前に購入するのが一般的なんです。物件価格は半年で22%上昇しており、完成後は家賃が1年ごとに5%上がる計画です」

1バーツ=3.2円、1リンギット=30.5円で換算

大開発が行なわれるジョホールバルで購入

細川さんが次に購入したのはマレーシアの物件。シンガポールと海峡を挟んで面しているマレーシアの第2の都市ジョホールバルでは、総投資額10兆円という一大開発プロジェクト「イスカンダル計画」が進行中で、世界中の投資マネーが集まってきている。

「今年1月、旅行で行ったときにマレーシアに興味を持ちました。2010年に発売し、これまで40%上昇している『モレックパイン?』、2016年6月に完成予定の『モレックプライ』を購入。7月にモレックパイン?の竣工式が現地であり、参加してきました。内装工事などを行ない、来年1月から入居が始まるので今から楽しみです」

どの物件もまだ入居できないので今は家賃収入はないが、物件が完成して入居者が決まれば、タイ・アユタヤの物件は毎月9万円ほど、マレーシアのモレックパイン?は毎月約11万円、モレックプライは毎月8万6000円ほどの家賃収入になる見込みだ。

海外では予告なく条件や制度が変更されたり、日本にいると管理や修繕がしづらいという難しさはあるものの、そのデメリットを補って余りある魅力があるのも事実。物件価格と家賃の値上がり、そして為替の値上がりも期待できる東南アジアの不動産、視野に入れてみたい。





物件数と更新頻度に合わせてチェックを!

「優良な物件を手に入れるためには、いろいろな情報網を使い、たくさんの物件情報を集めて定量的なデータ分析を行ない、数多くの物件の中からダイヤモンドの原石のような物件を見つけ出す作業をしなければいけません」と話すのは、前出の自衛隊大家こと、佐藤一彦さん。

「大変だとは思いますが、自衛隊員として多忙を極めた私にもできたので、忙しい人でもきっとできると思います」(佐藤さん)

お得な物件を逃さないためには、毎日、収益物件の販売サイトをチェックすることが重要となる。

「収益物件の販売サイトは数多くありますが、毎日全部を見ていては大変。そこで、更新頻度の高いサイトだけを毎日見て、その他のサイトは2週間に1回ほどのペースで閲覧するといいでしょう」(同)