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東京電力は26日、柏崎刈羽原子力発電所(新潟県・柏崎市)6号機と7号機のフィルタベント設備について、新潟県から規制基準適合審査申請に係る承認を受けたと発表した。

柏崎市、刈羽村からは2013年8月6日に事前了解を得ている。同社は27日に原子力規制委員会に対して適合申請を行う。

同社は、2007年7月の中越沖地震以降、柏崎刈羽原発において耐震強化工事や免震重要棟の新設などの安全対策を実施してきた。また、2011年3月に発生した福島第1原子力発電所事故の反省と教訓から、防潮堤や防潮壁、貯水池の設置に加え、建屋扉の水密化や非常用ディーゼル発電機車・電源車の配備など、さらなる安全性向上対策を行ってきたという。

適合申請は、これらの安全対策が新規制基準に適合しているかを原子力規制委員会が客観的に評価するもの。同社は、「柏崎市、刈羽村をはじめ新潟県の皆さまの安全・安心につながる大変重要な手続き」と考えているとのこと。

同社によると、今回、安全対策の一つとして提示したフィルタベント設備は、重大事故時に粒子状の放射性物質の放出をできる限り低減させ、発電所敷地外の土壌汚染を大幅に抑制するもので、避難計画と密接に関連するため、国や関係自治体との話し合いが必要になるという。

同社は、安全協定をしっかりと遵守し、新潟県をはじめとする関係自治体と十分協議を行うとともに、情報発信に努めていくとしている。

(御木本千春)