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エフセキュアは25日、オンライン詐欺の状況などを調べた「2013年デジタルライフスタイル調査」の結果を発表した。それによると、世界では10人に1人以上の割合でオンライン詐欺による金銭的被害を経験していることがわかった。

同調査は、世界15カ国(ドイツ、イタリア、フランス、英国、オランダ、ベルギー、スウェーデン、フィンランド、ポーランド、アメリカ合衆国、ブラジル、チリ、コロンビア、オーストラリア、マレーシア)に居住する20〜60歳のブロードバンド加入者6,000人を対象に行われた。調査方法はWebインタビュー、調査会社はGfK、調査期間は2013年4月。

オンライン詐欺による金銭的被害を経験している人の割合が最も高かった国は、米国とマレーシアでともに20%。ヨーロッパでは英国が17%でトップとなった。平均値は、ヨーロッパでは12%、ヨーロッパ以外では17%だった。

オンライン ショッピング時の詐欺被害について懸念している人の割合は、ヨーロッパでは68%だったのに対し、ヨーロッパ以外では87%に上った。また、オンライン バンキング時の詐欺被害に対する懸念を聞くと、ヨーロッパでは61%だったが、ヨーロッパ以外では84%と23ポイントも高かった。

同調査では、モバイルデバイスやタブレットの使用時より、パソコン使用時におけるオンラインの安全性に懸念を示す人が多いことも判明。全世界の69%のユーザーが、ネットサーフィン、ショッピング、電子書籍の閲覧、メール、ゲームなどでデスクトップやノートパソコンを日常的に使用する際の安全性に懸念を示していた。他方、モバイルデバイス使用時の安全性について懸念している人の割合は54%、タブレット使用時に関しては43%だった。

最新のソフトウェアを使用することの重要性について尋ねたところ、ソフトウェアをアップデートしなければセキュリティに脆弱性が生まれる可能性があることを認識している人は全世界で77%。また、正規のソフトウェアアップデートを適用している人の割合は、パソコンでは86%、モバイルでは59%だった。

同社は、オンライン詐欺から身を守るためのヒントとして、「英数字や特殊文字を組み合わせて、アカウントごとに異なるパスワードを使用する」「確実に信頼できるサイトの、URLに『HTTPS』が含まれているページにのみ、個人情報や金融関係の情報を入力する」などを紹介している。

(御木本千春)