向後の7日株:株式市況の回復で恩恵!NISA関連のコアストック!(869X)
7日以内に株価が沸騰しそうな株を毎日1銘柄ズバリ! 業績サプライズ系、株価出遅れ系、さらに思惑系も…さあ、チェック!!

だいこう証券ビジネス(8692)が今日の注目銘柄!

NISA関連のコアストックである同社に注目します。

来年に開始する「少額投資非課税制度NISA」の、税務署への申請が10月1日から始まります。金融機関はすでに申請書類などを受け付けており、19日時点では、証券128社が計322万件の口座開設を見込んでいると報じられています。口座開設予約は、銀行など他の金融機関でも順調に増えているもようだそうです。

なお、同社グループは、『証券会社のための証券会社』として高い信頼と実績を積み重ねています。具体的には、証券バックオフィス業務大手で、証券会社の決済業務、監査支援、企画業務といった特色あるサービスを提供しています。また、人材サービス、人事給与などの総務人事業務も展開しています。さらに、基幹証券システムのアウトソーシング業務サービスも提供しています。

とりわけ、NISA関連事務において、専用口座開設のデータ作成など、証券会社のほか地銀などからの受託も増加している点が今回の注目材料です。アベノミクスと2020年の東京オリンピックを背景にした、株式市況の回復と個人投資家の市場回帰による、今後のNISAの需要拡大は、同社の業績拡大に大きな追い風となることでしょう。

足元業績は好調で、14年3月期通期連結業績は、営業収益は218億円(前期比、20.8%増)、営業利益は14億円(同、26.5%増)、経常利益は14億円(同、16.1%増)、最終利益は10億円(同、12.1%増)と2桁増収・増益の見込みです。また、第1四半期の経常利益は4.14億円(同、348.8%増)の着地で、通期に対する進捗率は31.5%と順調です。ちなみに、1株当たりの年間配当は15円(中間期7.5円・期末7.5円)の予定です。

日足チャートをみると、8月30日につけた安値552円を目先底として堅調に推移しています。一目均衡表をみると、9月19日に、強烈な買いのシグナルとなる「3役好転」を実現しました。一方、バリュエーション面では、20日終値700円でのPBRは0.73倍と、1倍を大きく割れており、資産面で割安な水準にあります。

週足チャートでは、これまで抵抗となっていた13週移動平均線(20日現在631円)と26週移動平均線(同652円)をともに上抜けました。中期上昇トレンド発生の明確なサイン点灯とみています。

今後は、好業績と「NISA」というテーマ性を背景に、まずは4月24日高値832円ブレイクを目指すとみていますが、その832円は単なる通過点と考えています。

向後はるみ(HARUMI KOUGO)
黒岩アセットマネジメント

金融・経済を日々研究し、タイムリーな銘柄情報に定評がある。投信、先物、FXなど金融商品の仕組みにも詳しい。テクニカルアナリスト、ファイナンシャルプランナー。