「炭粉上げ」技法を採用

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プラチナ万年筆は2013年9月20日、「漆黒 闇鋭竹虎王図」蒔絵万年筆を世界限定300本で発売。

迫力ある虎の絵柄

悪霊を払うとされている竹や虎を軸に、蒔絵で描いた。竹を人、竹林を世界と考え、その中を縛られる事なく堂々と生きていく――そんな様を想像し、製作したという。

一般的に「蒔絵」とは金、銀の色粉等を漆で定着させる技法だが、このモデルは松煙(しょうえん)と呼ばれる炭粉を盛り上げ、陰影で絵柄を表現する「炭粉上げ」技法を用いた。

奥行きを出すため、絵柄の場所によって盛り上げる高さを変える工夫を凝らした。光を受けるごと黒のコントラストが高まり、虎の絵柄が浮かび上がる。

コンバーターには篆刻(てんこく)文字で「虎王」と、胴体には黒漆で落款(らっかん)とシリアルナンバーを表記した。

リップシール機構搭載キャップで、キャップを閉めていればインクが常に新鮮な状態に保たれ、2年間使わなくてもメンテナンスフリーでサラッと書き出せる。

価格は8万4000円。