アントワープ発バッグブランド「キプリング」出店加速

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 アントワープ生まれのファッションバッグブランド「Kipling(キプリング)」が、国内出店を加速する。ファンタジックな世界観を取り入れた新コンセプトショップを増やす計画で、これまでのミセスを中心とする顧客層から、20〜30代に向けてブランドを訴求していくという。9月21日にはその象徴となる表参道店を明治通り沿いにオープンした。

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 1987年にデビューした「Kipling」は、ヨーロッパを中心に世界67カ国260店舗以上の直営店を展開。「THE NORTH FACE(ザ・ノース・フェイス)」や「EASTPAK(イーストパック)」を保有する世界最大級のスポーツアパレル総合企業VFコーポレーションの傘下にあり、年間700万個以上のバッグが販売されている。

 日本には2001年に本格上陸し、今年1月に三栄コーポレーションの新会社L&Sコーポレーションが、ホリ・エンタープライズから「Kipling」の販売に関する事業を譲り受けた。直営店約10店舗(アウトレット含む)と主要百貨店等約60店舗、そしてインターネットを通じて展開しているが、同社ではブランドの認知拡大を狙いポップなカラーの什器や鏡を組み合わせ、また各所にブランドのシンボルマークのモンキーを飾った新コンセプトの直営店や取り扱い店舗の拡大に注力。今秋は福岡マリノアシティ(9月13日)と千葉パルコ(9月14日)、そして表参道(9月21日)に続いて、新商業施設のプレミアヨコハマ(10月25日)と新横浜プリンスペペ(11月上旬)にも新規出店する計画だ。

 オープン前日に行われた表参道店のレセプションパーティーには多くの招待客が来店し、亀恭子などスタイリスト3名による2013年秋冬コレクションのスタイリング展示や、LAから来日したアーティストMEIKOとIMALUによるスペシャルライブが行われた。L&Sコーポレーションの代表取締役社長 宮部貴之氏や「Kipling」ブランドの商品部ヴァイスプレジデントらも出席し、宮部氏は「ロンドンからスタートしたこの新コンセプトショップを2020年までに50店舗まで増やしたい」とコメント。2013年度の売り上げ目標は16億円、早期に20億円を目指すという。

■Kipling
 http://kipling.jp/