午前中はチームのプロ練習。重いファイターと軽いファイターが分かれて、行われる。午後はトレーナーと試合に向けたマンツーマントレを行っている(C)MMAPLANET

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21日(土)、カナダ・オンタリオ州トロントのエアーカナダ・センターで開催されるUFC165「Jones vs Gustafsson」。

メインでUFC世界ライトヘビー級王者ジョン・ジョーンズに挑戦するアレクサンダー・グスタフソン。スウェーデン人はおろか北欧、いや欧州初のUFC世界チャンピオンを目指す、アレックスをキャンプ地サンディエゴのアライアンスMMAに訪ねた。

――アレックス、タイトル戦が近づいてきました。

「凄く体調も良くて、ハード・トレーニングをアライアンスMMAで積むことができている。こっちに来る前にスウェーデンでもしっかりと練習してきたから、絶好調だよ。アライアンスでは1日に2回、素晴らしいアスリートたちと一緒にトレーニングできている。もう、準備は整っているよ」

――ジャカレ戦前の岡見勇信選手とも練習はされましたか。

「したよ。ユーシン・オカミ、サトシ・イシイ、色んな優れたファイターと練習してきた。僕らは本当に良いチームだからね。いくらでも重くて、強いファイターがまわりにいる。練習相手に困ることはない」

――ジョン・ジョーンズというコンプリートファイターに挑戦するに当たり、彼のどこが一番のストロング・ポイントだと考えていますか。

「何でもできるところだよ。本当の意味でウェルラウンダーだ。でも、僕のようなファイターと対戦したことはない。JJにとって、試練になるよ。彼が過去に対戦してきた誰よりも練習を積んできた。殴り合っても大丈夫だ。それぐらい気持ちが高まってきている」

「そうだね、この試合に向けて本当にハードな練習を積んでいて、誰よりも強い意志を持っている。JJとは同じような体格だけど、ライトヘビー級で僕のような動きは誰もできない。フットワークとボクシング、それが僕のアドバンテージだ」

――アレックスのステップワーク、距離のコントロールと角度の作り方は軽量級のファイターのようですよね。

「その通りだ。そのために毎日、自分を追い込んできた。どのファイターもそれぞれ自分の考えを持っている。僕は正しい位置を取り、スピードを持続し、素早いコンビネーションを駆使して動き回ることを考えている。それが僕のファイトだ。そして、1日ごとに成長している」

――そのスタイルはアライアンスMMAで構築されたものなのでしょうか。それともスウェーデンに練習の拠点を置いている時から、今のような戦い方を考えていたのですか。

「スウェーデンにいた時代からだよ。僕は最初、アマチュア・ボクサーだった。元スウェーデンのナショナル・ボクシングチームのコーチとの練習で、今のベースが築かれた。ただし、それ以降もより強くなるために、テクニック面に磨きを掛けてきたんだ。そこを怠ったことはないよ」

――JJに挑戦するアレックスは、ここ米国、そして母国スウェーデンでの知名度が十分にあります。今日は日本のMMAファンにアレックスのことを知ってもらうために、これまでの格闘技歴などを教えてもらえますか。

「もちろんだよ。アルボガというスウェーデンの小さな街に生まれ、ストックホルムで格闘技を始めた。子供の頃からボクシングの練習をしていて、19歳のときにMMAと出会ったんんだ」

――7年前ですよね。スウェーデンでは、どのようなジムでMMAを始めたのでしょうか。それ以前にスウェーデンでは修斗スウェーデン大会やヨーロピアンVTというMMAイベントが開かれていましたね。

「古い話だね(笑)。僕はオールスター・ジムでMMAを始めた。ヘッドコーチが創ったジムだよ。今はスウェーデンもMMAジムが増え、ローカルショーも活発に行われるようになってきたんだ。MMA人気は上がっている。既にストックホルムでは2度に渡り、UFCが開催されているしね。この人気に触発されて、才能ある人材がMMAに流入してくるようになった。MMA人気は高まる一方だよ」