【無所可用】第59回 続・つい、無意識でしてしまうんです〜鉄道ファンが日常ついやってしまうコトのおはなし〜

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最近編集部から「鉄分多めで!」と言われております「無所可用、安所困苦哉」でございます。前回、いくつか「鉄道ファンが日常ついやってしまうコト」をとりあげたところ、一部で反響をいただきましたので、載せきれなかった分を書いてみようと思います。

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線路


○携帯電話の着信音が全部鉄道がらみ

携帯電話の着信音が、すべて鉄道がらみの音で統一されていたりします。駅の発車メロディや接近メロディ、長距離列車内でかかるメロディ等です。人やグループごとに分けていたり、会社や客先を最寄り駅に設定していたりするとより上級?です。かつては無料のサイトがありましたが、最近は有料になっている場合が多いので、結構お金かかってるんですよ。
 
○鉄道に乗車するときは一番前か一番後ろでかぶりつき

運転席直後の場所で前方を見ながら乗車するのを「かぶりつき」と言います。特急車両などでは構造上無理な場合もありますが、阪急、京浜急行などでは運転席の直後に椅子のある旅客スペースがあり、ゆったりとかぶりつきができます。またローカル線のワンマン車両では、運転士横のスペースに立ってかぶりつきということができる場合があります(会社と車種と、混み具合にもよりますので、むやみにやってはいけません)。でも一番前、一番後ろは子供にも人気の場所。いい大人であれば子供には譲りましょう。
 
○ドラマやCMで鉄道が写ると会社と場所を特定する

最近はCGで駅名を変えてあったり、列車の色を変えてあったりと猪口才なコトをしますがそんなものはなんのその、会社くらいは特定できます。場所となるとやや難しくなりますが、会社が特定できれば何とかなってしまうことも。
最近はアニメでも特定のモデルがある場合が多くなりました。タイアップしている場合もありますが、そうでない場合でも「あーここは……」ということは結構あります。
 
○かつて線路があった場所に行くとなんとなくわかる

かつて線路があった場所、要するに廃線ですが、廃線があると知っている場所へ出張などで訪れると、移動中に線路跡を探し、見つけてうれしくなってしまったりします。一般の鉄道でなくても、貨物の工場・倉庫への引き込み線などでも、自然と目が行きます。もうちょっと上級者になってくると、開業できなかった「未成線」の跡地も判別できるようになります。
最近はGoogle Earthなどでも廃線跡をさぐることが出来るようになりました。
 
○車内に入った瞬間ににおいで新車かどうかわかる

新型車、ではなく、新車かどうか、です。革製品など、新品特有のにおいがするものがありますが、鉄道車両も新車には独特のにおいがあります。初めての路線でも間違うことはほぼありません。
 
○勢いでバスに手が出つつある

もちろん根っからのバスファンも少なくないのですが、鉄道会社はだいたい系列にバス会社を持っている場合が多く、それでバスにも興味が移る場合があります。それほど興味は無くても、何度か目にするうちに微妙な違いを気にしたりしてしまいます。また鉄道模型をやる人にはバスは重要なアイテムなので、バスについてキビシイ観察眼を向けていることも。
 
○ローカル線に行ったら乗らなくても乗車券や入場券を買う

鉄道という趣味ができるのは、鉄道会社あってこそ。都会ならしませんが、赤字ローカル線に乗ったら必要以上の乗車券を買ったりします。少しでも鉄道の収益に還元、です。硬券乗車券や入場券があればとりあえず買い、有料列車の券でも硬券なら買っておきます。ほんの少額ではありますが、何も払わないよりは気持ちが落ち着きます。
 
○信号や踏切で指差喚呼

信号や踏切を渡る時に自然に指差喚呼してしまうようになったらかなりハードな鉄道ファンです。鉄道の職員であればまぁなんとなく許容範囲ですが、一般人でさり気なく指差喚呼したらさすがにちょっと引かれるのでは。しかし忘れ物の点検には良いかもです。
 
ということで続編をお届けいたしました。
あくまでも「日常的なこと」です。鉄道模型でディテールの作り込みをしたりとか、そういうのは含めておりません。良き趣味人としては、ついやってしまうことでも、こだわりたい趣味の世界でも、社会常識の範囲内で、と考えます。

(文・写真:エドガー)