長期休養が続いている中森明菜(48)のNHK紅白“復帰”を、所属レコード会社『ユニバーサルミュージック』や音楽関係者が水面下で画策している。

 明菜は3年前の10月、“帯状疱疹”による体調不良を訴え、いまだに活動休止状態だ。
 「ところが明菜は、芸能界で唯一、親友の小泉今日子がNHKの朝ドラ『あまちゃん』で再ブレイクしたことに刺激を受け、今年6月頃から通販で買った健康器具やトレーニングマシンを自宅に持ち込み、秋にも復帰するつもりで弱い体を鍛えているんです。残る問題は、恋人といわれる年下のマネジャーが首を縦に振るかです」(女性誌記者)

 これまで、生活費や復帰プランにも困ると思った周囲が、CMの話を明菜サイドに示すものの、ことごとくマネジャーに拒絶されてきたという。
 「以前は話し合いの場にも出てこなかった。そのため、マネジャーと別れない限り復帰は難しいといわれていたんです。ところが、最近になり明菜が、なぜ断るのかとマネジャーに不信感を持ち始めたんです」(レコード会社関係者)

 また、親友の小泉が『あまちゃん』の天野春子役で歌う『潮騒のメロディー』が大ヒットし、今年の紅白出場が確実視されていることも大きく影響している。
 「小泉所属の大手芸能事務所が紅白に絶大な力を持っているため、小泉が出場するのは間違いない。ユニバーサルには同事務所にパイプを持つ人物がいることから、そのルートで復帰を働き掛けているんです」(音楽関係者)

 復帰を紅白にこだわるのには、こんな理由がある。
 「'89年7月、明菜は当時交際中の近藤真彦と痴話ゲンカの末“自殺未遂”し、事務所を独立。その年の大晦日にマッチ同席の元で謝罪会見を開いたのですが、テレビ朝日が紅白の時間帯に会見を中継したことから、結局は“打倒紅白”に利用された形となった。以来、大晦日は明菜にとってトラウマになっているため、これを吹っ切るためにも紅白で復帰した方がいいんです」(前出・レコード会社関係者)

 実現に期待したい。