松屋銀座が12年ぶり大改装 シューズフロアは「銀座一」

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 銀座最古の百貨店「松屋銀座」が、2001年以来12年ぶりとなる大規模改装を実施し、9月14日にグランドオープンを迎える。前日の13日には国内最大の「LOUIS VUITTON(ルイ・ヴィトン)」がオープンした他、東日本初出店のシューズブランド「Roger Vivier(ロジェ・ヴィヴィエ)」といった銀座一の品ぞろえを誇る婦人靴など、プレオープンを迎えた新しいフロアが公開された。

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 2019年度に150周年を迎える「松屋銀座」は、「世界の銀座」を象徴する個性的な百貨店として「GINZA スペシャリティストア」をより進化させるため、2009年から段階的に改装を実施。30〜40代の女性をメインターゲットに、商品構成のグレードとテイストの統一によってフロアの回遊性を高め、また各ブランドの世界観やバックグラウンドを打ち出す売り場を構成した。改装面積は約7千平方メートルで、その費用は約30億円。改装後1年間の売上高目標として約570億円(2012年度対比104%)を掲げる。2020年の東京オリンピック開催を控えて松屋取締役執行役員で本店長の古屋毅彦氏は、「ちょうど銀座が注目を浴びていくタイミング。銀座で唯一の本店を構える百貨店としても、街にふさわしい売り場を構築していく」とし、接客をはじめとするサービスに日本のおもてなしの精神を取り入れ、また増加しているという外国人客の対応の強化にも乗り出す。

 改装の最大のポイントは、婦人靴の強化。常務執行役員MD戦略室長の太田伸之氏が「約5年をかけて、靴の松屋と言えるほどブランドを集積した」と話す婦人靴の展開規模は従来の約2倍で、2階のインターナショナルファッションゾーンには新規出店の「Roger Vivier」や「Charlotte Olympia(シャーロット オリンピア)」、「Giuseppe Zanotti Design(ジュゼッペ・ザノッティ・デザイン)」、そして改装した日本1号店の「Christian Louboutin(クリスチャン・ルブタン)」など、世界でも一流のブランドがインショップを構える。3階には2階からハンドバッグ売り場を移設したほか、「Repetto(レペット)」や「alice + olivia(アリス アンド オリビア)」、「ISSA(イッサ)」などを新規導入し、コンテンポラリーインポートゾーンを構築。4階にはランジェリー売場を移設し、これまで2層に分かれて展開していたイッセイ ミヤケブランドを1ヶ所に集積した。スタイリングの要でもあるシューズを起点に、ファッションフロア全体の買い回りを促すという。太田氏は「百貨店は生き物。時代に合った、ゆとりのある売り場で本来の楽しさを提供していきたい」とし、引き続き全館の改良を重ねながら紳士服フロアの改装も計画していくという。

■松屋銀座
 住所:東京都中央区銀座3-6-1
 電話:03-3567-1211(大代表)