夜食で太る意外な食品は? 野菜とフルーツがヘルシーは間違い!?

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こんにちは、操です。前回に引き続き、野菜とフルーツの賢いとり方を勉強していきます。と、いっても、なかなか野菜をしっかり食べられないし、フルーツも糖分が多いとわかっているけれど、結構食べてしまっています(泣)。今回は、夜の食事での野菜とフルーツのとり方のポイントや、メニューのコツについて教えてもらいました。前回同様、食コンディショニングトレーナーの小島美和子さんにさんに聞きます。

◆夜にフルーツはNG。血糖値が上昇しやすい食べ物はご法度!

小島さん「前回、朝は一日の活動をスタートするために、血糖値をすばやく上げる食事がオススメという話をしました」

操「それには、フルーツが最適なんですよね!」

小島さん「その通りです。夜はその逆です。夜は本来、体を休める時間帯なので、血糖値の上昇は緩やかに抑えなければなりません。そこで、血糖値が上がりやすいフルーツは控えるべきなんです」

操「夕食後によく、ぶどうを食べていました(汗)」

小島さん「操ちゃんはフルーツが好きなんですね。でも夜はNGですよ。食べるなら、やっぱり朝に食べたいだけ食べてくださいね!」

夜食にフルーツやデザートが厳禁なワケ

小島さん「ぶどうは、ぶどう糖の語源でもあって、それだけ糖分が多いということ。ふどうは特にNGですが、そのほかのデザートも甘いものなら夜はNG。夜は、体の消化酵素が出にくくなります。消化酵素があまり出ないということは、食べたものがエネルギーに変わりにくいため体脂肪に変わりやすく、内臓に負担もかかります。

消化酵素の分泌は、夕食前の夕方がピークです。ですから、夕食はなるべく20時までにすませるのが理想です。といっても難しいと思うので、できるだけ早く食事をすませるように心がけることと、食事の内容に気をつけることが大切です」

操「消化酵素って、夜だとあまり出ないんですね。そんなに時間と密接だなんて知りませんでした」

小島さん「糖分だけでなく、脂質にも気をつける必要があります。血糖値が上がると、インシュリンというホルモンが分泌されますが、インシュリンは脂肪を溜め込む性質があるので、血糖値が上がると体は脂肪を溜め込もうとします。つまり、太りやすくなるんです」

操「きゃ〜、そうだったんですね……。では、夕食にはどんなものがオススメですか?」

>(次ページ)では、夕食の賢い選び方のポイントを紹介します