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紀元前から貴重でかつ価値のある金属として知られる金は、特権階級の象徴として捉えられてきたほか、宝飾品、工芸品、建造物に使われ、近年では、電気機器や医療機器の部品としても欠かせない鉱物資源となっています。その一方、限りある希少性の高い資源でもあることから、その貴重性が金の価値を高めています。

金は歴史上、金貨として使用されていただけではなく、多くの通貨制度において、通貨価値の基準となっていた(金本位制)ことなどもあり、お金とは深い関係にあります。さらに、金は「世界共通の資産」としての価値を持っており、たとえ国や企業がなくなっても、永久不変で錆びない性質である金そのものの価値が失われることはなく、世界のどこでも通用する資産であることから、世界的な政情不安や紛争など地政学リスクが高まるといった有事の際には資産の逃避先として注目される傾向にあります(有事の金)。また、インフレ時には、一般に通貨価値が下落する反面、価値の維持が見込まれる金などの実物資産への需要が拡大することから、インフレに強い資産として知られ、信用リスクのないことと併せて「資産の保険」、「守りの資産」と呼ばれています。

金価格は、需給の変化と、その時々に世界で起きている政治・経済・社会情勢などの影響を受け、日々変動をしています。この10年、インドや中国を中心とした「宝飾品」としての需要拡大や投資先としての注目の高まりなどから金価格は上昇傾向にありました。2013年に入り、調整局面となっていますが、今後は、各国のインフレ懸念などを背景に「インフレに強い資産」として、また、各国の外貨準備高における金の保有比率を上げる各国中央銀行の動きなど、新たな投資需要から金投資のすそ野の拡がりが期待されます。

(※上記は過去のものであり、将来を約束するものではありません。)

(2013年9月11日 日興アセットマネジメント作成)

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※1 当資料は、日興アセットマネジメントが市況等についてお伝えすることを目的として作成したものであり、特定ファンドの勧誘資料ではありません。また、弊社ファンドの運用に何等影響を与えるものではありません。なお、掲載されている見解は当資料作成時点のものであり、将来の市場環境の変動等を保証するものではありません。

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(日興アセットマネジメント)