デザインで世界に触れる「うさぎスマッシュ展」アーティスト21組参加

写真拡大

 デザインの実践とアートの表現を探る展覧会「うさぎスマッシュ展 世界に触れる方法」が、東京都現代美術館で開催される。グローバル経済から遺伝子まで、現代社会における様々な出来事やトピックを「デザイン」として発表している国内外のアーティストや建築家など21組の表現を紹介。視覚や匂い、触覚といった総合的感覚を通して世界を感知し、考察する機会を来場者に提供するという。会期は10月3日から2014年1月19日まで。

世界に触れる「うさぎスマッシュ」展の画像を拡大

 「うさぎスマッシュ展 世界に触れる方法」という展覧会タイトルは、これまでの世界とは物事がまったく違って見えるという体験を「うさぎを追いかけているうちに別世界に足を踏み入れてしまった不思議の国のアリス」に例え、うさぎがワンダーランドへ誘い込み常識的な見方や固定観念に一打(スマッシュ)を与えるものの象徴としてつけられた。共同キュレーターにデザイン史研究の第一人者である柏木博、アドバイザーとして商品デザインからこども教育番組まで多岐にわたり活動するグラフィック・デザイナー佐藤卓、また最先端のテクノロジーからデザインの未来へのミッションを洞察するMITメディア・ラボ副所長の石井裕を迎え、歴史や現在、未来を横断する視点で会場を構成する。

 同展は政治や観光、金融から遺伝子まで、現代を構成する多様な分野の情報やシステムにアプローチし、それぞれを独自の視点で解釈・表現したデザインとアートのプロジェクトを紹介。佐藤卓は展覧会場のデザイン・ディレクションも担当し、「データを魅力的に視覚化する人たち」「先端の科学とアート、デザインをむすぶ人たち 」「社会常識をひっくりかえす人たち」「(文字通り)世界に触れる方法を提案する人たち」といったセクションで21組の作家が出品する予定だ。


■出品作家
 ブラク・アリカン|Burak Arikan
 アトリエ・ワン+東京工業大学塚本研究室+ 筑波大学貝島研究室|
 Atelier Bow-Wow + Tokyo Tech + Tsukuba University
 ビュロ・デテュード|Bureau d'études
 キャンプ|CAMP
 リヴィタル・コーエン&テューア・ヴァン・バーレン|Revital Cohen & Tuur Van Balen
 レアンドロ・エルリッヒ|Leandro Erlich
 アレキサンドラ・デイジー・ギンズバーグ&サシャ・ポーフレップ|
 Alexandra Daisy Ginsberg & Sascha Pohflepp
 石井裕+タンジブル・メディア・グループ/ MITメディア・ラボ|
 Hiroshi Ishii + Tangible Media Group/ MIT Media Lab
 木村恒久|Tsunehisa Kimura
 マイケル・リー| Michael Lee
 ミカエル・マッセイ | Mikael Metthey
 OMA*AMO
 ライゾマティクス(真鍋大度ほか)| Rhizomatiks (Daito Manabe & others)
 フェルナンド・サンチェス・カスティーリョ|Fernando Sánchez Castillo
 スプツニ子! | Sputniko!
 竹村真一|Shinichi Takemura
 シセル・トラース| Sissel Tolaas
 牛込陽介|Yosuke Ushigome
 マーニー・ウェーバー| Marnie Weber
 ジュディ・ウェルゼイン| Judi Werthein
 リチャード・ウィルソン| Richard Wilson

■東京アートミーティング(第4回)「うさぎスマッシュ展 世界に触れる方法」
 会期:2013年10月3日(木)〜2014年1月19日(日)
 時間:10:00〜18:00(入場は17:30まで)
 会場:東京都現代美術館 企画展示室3階、1階A室
 休館日:月曜日(ただし10/14、11/4、12/23、2014/1/13は開館)
     10/15、11/5、12/24、年末年始(12/28−2014/1/1)、2014/1/14
 観覧料:一般1,100円/大学生・65歳以上800円/ 中高生600円/ 小学生以下無料
 *20名様以上の団体は2割引き *小学生以下のお客様は保護者の同伴が必要。
 *身体障害者手帳・愛の手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳・被爆者健康手帳の持参者とその付き添い(2名まで)は無料
 *本展のチケットで「MOTコレクション」も観覧可