仲和成さん 1965年、福岡県生まれ。九州大学工学部卒業後、株式会社リクルート入社。1995年、INA生命保険株式会社(現・NKSJひまわり生命保険株式会社)入社。初代エグゼクティブライフカウンセラー認定。2003年ファイナンシャル・プランナーとして独立し、現在に至る。

写真拡大

生命保険と並ぶ、もうひとつのベースが医療保険だ。医療保険は、どこにどう注目して、どんな保険を選べばいいのか。引き続き、FPブレーンコンサルティングの仲和成さんにうかがおう。

必要な保障は「傷病手当金の不足分」だ!

 医療保険を見直すなら、保険料の安い掛捨て型がいいと思っている人もいるのでは? 仲和成さんは「医療保険は積立型と掛捨て型の2種類があり、両方の特徴をよく理解して選ぶことが重要です。掛捨て型しか勧めないFPや保険マンはコンサルティング能力が低いうえに加入者のメリットをまるで考えていません」」と一刀両断。

「医療保険では、入院や手術にかかるお金をすべてまかなう必要はありません。会社員の場合、勤務先が健康保険に加入していれば、病気やけがで動けなくなったときには傷病手当金を受け取ることができます。それでも足りない部分を医療保険の入院給付金で補うことを考えればいいのです」(仲さん、以下同)

 ちなみに、1日あたりの傷病手当金の目安は[年収÷365日×0.6]となる。年収が600万円ならば、1日あたり約1万円だ。この場合、家族構成もよるが、月々の年収における手取額は約43万円。1カ月入院した場合、傷病手当金だけでは手取りとの差額で13万円程度の不足が出る計算になる。これを医療保険で補うのだ。

「1日の入院給付金が5000円の保険に加入すれば、1カ月で15万円。差額ベッド代などを考えれば、入院給付金は1日1万円あれば、ほぼ間に合うはずです」

 入院による収入減を心配しすぎて、必要以上に大きな保障を用意する必要はないのだ。

続きはこちら(ダイヤモンド・オンラインへの会員登録が必要な場合があります)