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少し前にはやった言葉、“勝ち組”。日本では人生における成功者を指して言いますが、海外ではどうなのでしょうか。ちなみに、「勝ち組」の反対「Loser(負け犬)」という単語は、時々会話にでてくるのを聞いたことが……。日本に住む20人の外国人に、母国での“勝ち組”とは何なのか聞いてみました。

■お金持ちと有名な人(スペイン/30代後半/男性)

■お金持ちの家に生まれた人(イラン/20代後半/女性)

■お金持ちの人たちです(エジプト/40代前半/男性)

■収入が多い人。ブランド品、輸入車を簡単に買う人(台湾/40代前半/男性)

約3分の1が「お金持ち」、あるいは「お金に不自由していない人」が“勝ち組”であると答えました。「収入が多い=ビジネスなどで成功している=勝ち組」という図式があるのだと思われますが、「お金持ちの家に生まれた人」のように、自分の努力なくしてお金の心配をしなくてもいい人も勝ち組に入るという意見は面白いですね。

■「勝ち組」は積極的に、自信があるタイプだと思います(アメリカ/30代後半/男性)

■自信がある人がよく成功する感じです(中国/20代後半/女性)

■賢くてリーダーシップとれる人(ペルー/40代後半/男性)

■知りません。実力をもっている人(カナダ/20代後半/男性)

自分の力でのし上がっていく人が成功者となる、という意見。単に「お金持ち」と答えた人の次に多かった回答です。しかしながらその反面、こんな回答も。

■政府のコネを持つ人(ミャンマー/30代前半/女性)

どんなに自信家で実力があっても、それだけではどうにもならない場合もありますからねぇ……。もっとも、「全く恵まれない環境からリスクを恐れずのし上がった人(オランダ/30代後半/男性)」とおっしゃる人がいるように、逆境からの大成功は確かに“勝ち組”なイメージです。

■そういう言い方はしていません。勝ち組、負け組という考え方はありません(スウェーデン/30代前半/女性)

■あまり「勝ち組」という表現を使いません。生き方に多様性があるので、一律にレッテルを張ることはありません(ドイツ/30代後半/男性)

■どんなことがあっても笑って越えられる人です。別にお金持ちでもなく、仕事成功してる人ではなく。いつも心が幸せそうな人が勝ち組だと思われてます(タイ/30代前半/女性)

多様性を重んじる国では、「成功者」という概念自体がないようです。確かに、いくらたくさんお金を持っていても愛ある家庭や心を許せる友人がいなかったらさびしいでしょうし、お金がなくても健康で笑顔の絶えない生活を送っているのなら、それはとても幸せなこと。

“勝ち組”とはつまり幸せの概念ですから、それぞれの価値観によって評価は大きく異なります。結局、毎日の生活を本人がどう感じているかが、最も重要なポイントなのですね。

(岩佐史絵)