SFアニメ『キャプテンハーロック』がいよいよ出航!

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巨匠・松本零士の代表作を最新のCG技術でよみがえらせたSFアニメ『キャプテンハーロック』。初日舞台挨拶が9月7日に丸の内TOEIで開催され、声優を務めた小栗旬、三浦春馬、そして荒牧伸志監督が登壇。伝説的キャラクター・キャプテンハーロックの声を担当した小栗は、「憧れの存在のハーロックをやることができて、非常に光栄だった」と喜びを口にした。

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1970年代末にコミック、テレビアニメで絶大な人気を博した「宇宙海賊キャプテンハーロック」を、総制作費3000万ドルをかけてリブートさせた本作。呪われた海賊キャプテンハーロック、その命を狙う暗殺者・ヤマの目線で、世界に隠された真実に迫る壮大なドラマに仕上がった。監督は『APPLE SEED アップルシード』(04)などの荒牧伸志だ。荒牧監督は「僕は松本先生の影響を受けて育った世代。自分としては、覚悟をして取り組んだ」とコメント。「ついにこの日を迎えられた」と感慨もひとしおだ。

ヤマ役で声優に初挑戦した三浦は、「(取材現場などでは)たくさんの人が、『ハーロックの声が旬さんの声に聞こえなかった』と驚いていた」と周囲の評判を明かし、「嬉しい反面、『僕のことには触れてくれないんだ』と思って」とさみしげな表情。これには小栗も「春馬が、きっとそう思っているんだろうなと思っていた」とコメント。会場も大爆笑だった。

また、原作総設定を務めた松本零士も舞台挨拶に駆けつけた。松本は「私は歳をとりません。宇宙の時間は無限大。星の海を希望に満ち、ドクロの旗を翻しながら旅していきたい」と挨拶して拍手を浴び、「ハーロックは、私が小学生の時に自然発生的に生まれた、一番古いキャラクター。歩く時に『ハーロック、ハーロック』と言って歩いていた」とハーロックの誕生秘話を披露。「時代が変わり、CGアニメーション、しかも3Dで何千人もが参加した作品になった。新しい映像に巡り会えるのは、とてもとても嬉しいこと。5年間も必死に頑張った、すべてのスタッフの皆さんに心から感謝している」とスタッフ陣に敬意を評していた。

第70回ヴェネチア国際映画祭には、松本、荒牧監督と共に、三浦も本作を引っさげて参加した。三浦は「レッドカーペットでは足が震えた」と振り返り、「あちらでも、松本先生の人気は本当にすごかった。『松本先生が来た!』というファンの方の歓喜、パワーを感じて僕も嬉しかった」と現地での興奮を教えてくれた。【取材・文/成田おり枝】