おそれ多くも宮崎駿監督の今後を占ってみた

 こんにちは。占術家のエル・アシュールです。

 今回は、現在公開中の最新作『風立ちぬ』をもって、映画製作の一線から引退することになった宮崎駿監督の出生図と今の運気を読んでみました。

⇒【画像】「宮崎駿監督の出生図」はこちら http://joshi-spa.jp/?attachment_id=32203


◆風・水がなく、火・地に偏った出生図が表すものは

 出生図で特徴的なのは天体の元素配分です。火地風水の4つの元素のうち、風と水にまったく天体がなく、火に4天体、地に6天体と非常に偏りがあります。火の元素は、情熱や活動力、新たなことを始める力、生きる喜びを意味し、土は揺るぎない信念や自信、安定感を表します。

 エネルギッシュでタフな行動力と、自己の感覚と積み上げてきたものへの揺るぎない信頼こそが、世界に誇る宮崎アニメの世界観を作り上げてきた原動力でしょう。水や風の欠如は、感情や流行に流されず、つねに内なる声に耳を傾け、熱いものを感じられるかということを重視する性質を意味します。

 太陽は山羊座で、月は牡羊座にあり、野心家かつ先駆的です。牡羊座の勇敢さとチャレンジ精神、山羊座の実務能力、管理力、持続力が強みです。意欲的に仕事に取り組み、人の何倍も働くため、ビジネス的なチャンスに恵まれますが、社会や環境から受けるプレッシャーが強く、葛藤や波乱も多いでしょう。

 太陽は山羊座の15度(数え度数)という社会運を司る山羊座の中でもとくにエネルギーの強い位置にあります。才能を表す水星も同じ山羊座にあり、牡牛座の木星、土星と120度。

 広い視野と豊富な知識、思慮深さ、深遠な知性の持ち主で、アイデアや思考を形にし、発展させていく才能に恵まれています。

◆「小児病棟はおもちゃで一杯になっている」

 学習院大学の児童文学サークルから、アニメーション制作という仕事まで、一貫して子供との関わりが深い監督ですが、天命を表す太陽のシンボルは、「病院の小児病棟はおもちゃで一杯になっている」。

「病院」は心身を治癒する場所であり、隔離された空間の象徴。「おもちゃ」は楽しみや喜びをもたらすもの。

 社会を担っていく子供や、子供の心を持つ大人をワクワクさせ、心身を癒やし、育み、意識を広げていくことが人生の目的の一つであることがわかります。

 感情や愛情を司る月と金星は牡羊座、射手座で、勇敢で冒険心旺盛な星座にあります。正義のために戦うこと、旅、スペクタクルな冒険をこよなく愛する人です。

 宮崎作品のヒロインといえば、勝ち気で正義感が強く物怖じしないまっすぐなキャラクターというイメージがありますが、これは、出生図が示す監督の理想の女性像と一致しています。

◆今後は「予期せぬ方向」に進んでいく

 引退を発表した9月初旬の運気は、出生の太陽に対して蟹座を運行中の木星が真反対を運行。

 これは、人生のターニングポイントです。注目を集め、名誉やチャンスがもたらされるときであり、今までとは違った世界へ飛び込む運勢ですが、木星が太陽の示す自我や目的意識を最大限広げた状態でもあり、開ききったものを閉じ始める時期でもあります。ですので、このタイミングでの引退表明はさすがという感じがします。

 10月初旬には変化の星・天王星が仕事の星、水星を刺激し、12月には再生の星・冥王星が水星の真上を通過しますので、仕事は予期せぬ方向へと変化していきそうです。もし、今、描いている引退後の青写真があるとしたら、それとは全く違う方向へ進みそうです。そして、仕事をやり直したり、再スタートする可能性もあります。

◆2016年にまったく新たな展開が?

 精力的で強靭な体力の持ち主で、山羊座は実績や経験を積むほど光る晩年運の星座ですので、71歳での引退は早すぎるようにも感じられます。

 ただ、来年は公私共に変化が多く、落ち着かない時期になりそうですので、落ち着いて何かに集中したり、始めたりといったことができにくいかもしれません。健康面でも留意が必要な時です。でも、そのハプンニングからも、アイデアが湧き出てきて、創造力が掻き立てられそうです。

 2016年は新しい環境でゼロからスタートすることに縁があります。今までとはまったく違った新たなことに挑戦したり、新たな世界へ入っていかれるかもしれません。 <TEXT/エル・アシュール>