元弟子から暴力や理不尽な説教に対する告発を受けた佐々木健介、中嶋勝彦、北斗晶

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先月末、プロレスラー・西川潤が自身のブログで、かつて所属をした健介オフィス(現・ダイヤモンド・リング)時代の師=佐々木健介や、同社の社長を務める北斗晶らを告発し、大きな話題となった。

「岩手県出身プロレスラー西川潤オフィシャルブログ『続・雨ニモマケズ』」における8月30日付「信頼関係。」と題したエントリーでは、2011年2月の出来事について
SKは周りをキョロキョロ見渡し、人がいないのを確認すると、思いっきり殴りかかってきました。
髪を鷲掴みにされ、コンクリートの壁に頭を打ち付けられました。
頭が一瞬真っ白になり倒れると「立てコラッ!」と言われ立ち上がりました。
今度は頬を3発張り手、腹に蹴りを1発入れられ、襟元を掴まれ色々怒鳴り散らされ終わりました。
なぜ喰らわされたのか分かりません。
などと綴り、その後半では
夜中、道場に着くと社長から選手全員来るように言われて、自宅に向かいました。
「今日、何で西やんが殴られたかわかるか?」
「ここに白いマグカップがあるだろ?でもな、先輩が黒って言えば黒だし、黄色と言えば黄色だぞ。」
「先輩の言うことは絶対の世界だから、先輩に逆らうようなことはするなよ」
と言われました。
と、佐々木健介を“SK”とイニシャルで、北斗晶を“社長”として暴力行為や理不尽な説教を訴えた。

その他にも、8月28日付の同ブログで、2009年12月の出来事を明かしている西川。彼はデビュー直前に背骨を骨折する重症を負っており、デビューが延期になった経緯を持つが、この時の様子について
デビュー前ということで半端ない受け身の数、スパーリングをやっている時期です。
練習の終盤、もう疲労困憊の中、Nに言われショルダースルーの受け身をやることになりました。
いつもやらないのに、この日に限って初めての技を受けます。
Nに投げられるのですが、変に落ちたのか落とされたのか、わかりませんが、受け身を取った瞬間、背中が詰まり、声も出せず、動けなくなりました。
ここまでなら自分が下手だったのか、相手が間違って変に投げたかの話でいいのですが、ここからが違います。
倒れているとSKに髪を引っ張られ「立てコラ!骨が折れてるわけじゃねぇんだから、やれ!」と言われ、できないですと目で訴えても10回同じ技で投げられました。
背中がヤバイ状態で、自分でも体がおかしいなと思いました。
この時、もうすでに背骨は圧迫骨折しています。
と綴り、佐々木と先輩レスラー・中嶋勝彦(N)から過度なシゴキを受けたことによる骨折であったことを伝えている。

また、一連の告発に続いてアップされた今月3日付のブログでは、
僕が書いた真実はごく一部です。
先輩たちや事務所の方々は、もっと言って欲しいことが沢山あると思います。
これだけの選手、スタッフが辞めていきました。
これからも何人か辞めていく。
宮原さんや起田さんが辞めるほどですよ。
何かあると思いませんか?
と問いかけ、先輩にあたる宮原健斗や起田高志が同社を退団したことにも含みを持たせた西川は、4日付のブログでも「プロレス界全体ではなく、僕が知る限り、あの人たちだけ」と前置きした上で
昔から何度も何度も不祥事を繰り返してきた人たちです。
それを隠滅されてきました。
また繰り返すに違いありません。
繰り返さなくとも、その弟子がまた同じ人格になっていきますから、今止めないと大変です。
と再び訴え、「プロレスラーを名乗らないでください。これ以上、みんなが大好きなプロレスで悲しませないでください」と関係者への謝罪を求めた。

今後も同ブログ上で告発を続けていくであろう西川。その一方、北斗晶は1日付のブログ上で
毎日、毎日、同じように怒られてどなられて殴られて。でも…お世話になった会社や先輩の事を悪く言わない人!!
それは、夢だったプロレスラ―に育ててもらったからだと思う
(中略)
悪い事ばかり思い出すのも人間の性。
お世話になった事より、怒られた事を多く思い出すのも人間の性。
と、同期との思い出話をフックに西川の告発をけん制するような投稿に留めているだけだが、彼の告発が続くようなら何かしら釈明せざるを得ないだろう。今後の動きに俄然注目だ。

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