大人気NAS RAID筐体シリーズ TeraStationの寿命と故障原因
世の中、どの新聞や雑誌を見ても飛び交っている文字は「クラウド」ですよね。「クラウド」とはインターネット上にデータを保管することで、データの管理、共有など取り回しが便利なのですが、大容量データの保管には向いていません。そこで大事なのは個人や法人で利用しているローカルの物理的なデータストレージです。

ところが堅牢そうに思えるデータストレージも機械である以上、僅かなトラブルが発生するだけ大事なデータが消えてしまう可能性もあります。そこで、今回は業界トップクラスのデータ復旧率95.1%と業界でもトップクラスの実績をほこる「日本データテクノロジー」協力のもと、管理方法とトラブル発生時の対処方法について紹介しようと思います!

■そもそも、「RAID」「NAS」ってなに?
データストレージは個人で利用するような「外付けHDD(ハードディスクドライブ)」とは違い、あまり聞きなれない単語が出てきます。その中でも代表的なものとして「RAID」と「NAS」があります。

「RAID」とは、「Redundant Arrays of Inexpensive Disks」の略で「レイド」と呼びます。これは複数のハードディスクを接続し、データを分散させて記憶させます。そうすることで、データの格納や呼び出しが高速化されるというメリットがあるほか、データのバックアップを確保することで、万が一の際にデータ復旧がしやすいという冗長化システムもあります。ただ、非常に繊細なシステムでもあるので、ひとつのハードディスクが破損してしまうとシステムごと障害が発生してしまう可能性もあります。

「NAS」とは、「Network Attached Storage」の略で「ナス」と呼びます。同じネットワーク(Wi-Fiや有線LAN)によって接続している機器同士であれば、格納されているデータの読み書きができるというものです。つまり、「NAS」にデータを格納しておくと同一ネッワーク内が小規模なクラウド状態となるわけです。

■大人気のRAID対応NASシステムBUFFALO製「TeraStation」の特徴

(黒いボディの「TeraStation」は事業規模によってさまざまなタイプがあります)


会社や個人にデータストレージを設置する上で大事なのは信頼性の高い製品をチョイスすることです。データストレージで非常に人気が高い製品に、BUFFALO製「TeraStation(テラステーション)」があります。

この「TeraStation」は、高速アクセス、2台以上の「TeraStation」へ同時にデータバックアップをする冗長性、きめ細かなバックアップ機能、柔軟なグループ管理機能や共有設定機能で、データストレージを運用する上で便利だと思われることが網羅されているほか、安全性が高いということが人気につながっているそうです。

発売当初は、1種類のみでしたが、個人向けの「TeraStation」、動画保存DLNA対応の「TeraStation Living」、企業・SOHO向けの「TeraStation PRO」、iSCSI対応の「TeraStation IS」とラインナップが続々と増えおり、利用されている人や企業の方も多いかと思います。

一部のユーザーからは寺駅(TeraStation)、寺風呂(TeraStation PRO)、寺居間(TeraStation Living)といった愛称で呼ばれているほどの人気シリーズです。

■NAS(TeraStation)障害の8割は「何の前触れもなく突然発生」
大人気の「TeraStation」ですが、やはり機械である以上、障害が発生してしまう可能性があるわけですが、いったいどのような原因で障害は発生するのでしょうか。

「日本データテクノロジー」がお客様の声より分析したデータによれば、障害発生のタイミングは83%が「突然」だったそうです。つまり、何の前触れもなく、いきなり障害が発生してしまっているということなのです。障害発生原因2位の「落雷・停電」で6%ということですので、「突然」障害が発生するの割合の高さがわかると思います。

もちろん「TeraStation」障害の8割の方が筐体に適していない環境で稼働をさせていた訳ではありません。筐体内部のハードディスクが超精密機器であるが為に、気付くことができない何らかの異常により、障害が発生してしまうのです。NASを導入する際は筐体内部のハードディスクは消耗品と考え、定期的なバックアップの仕組みを構築するべきでしょう。

では、突然発生した障害は経年劣化によるものでしょうか。これも興味深いデータがあります。


「TeraStation」の障害が発生する年数は、2年以上5年未満というものが実に全体の6割以上を占めています。つまり、人気で信頼性の高い「TeraStation」でも2年以上利用している場合、突然障害が起きてしまう可能性が高くなるということがわかりました。
つまり、筐体内部のハードディスク実使用年数はおおよそ2年程度ともいえますので、日常的にバックアップをとることが重要となります。


さて、ここで重要なデータを取り扱うデータストレージやNASシステムにおいて「TeraStation」の利用や管理をしている利用者層のデータをみてみましょう。


利用者の約8割が企業であり、重要な社内データの管理を「TeraStation」が担っているということがわかります。また、管理について外部の専門業者やメーカーサポートに委託している場合は全体の1割程度だということもわかります。

つまり、利用者の大半が企業、しかしながらほとんどが社内で管理運営しているということになります。

この3つのデータをまとめると、重要な企業内のビッグデータが「TeraStation」で取り扱われている、管理は社内だけで行われている、2年以上の利用で突然障害が発生してしまう危性が高くなる、ということになります。

こうなると常日頃からのバックアップ体制が大事で、それが無ければ、非常に不安な状態だということになります。

■障害発生後のこの行為が命取り~NASの管理者がやってはいけない3つの事~

日本データテクノロジー 論理復旧エリア


十分なバックアップ体制をとっていても、障害が発生してしまうことはあります。障害が発生した後は、管理者は復旧作業に取り組むのは当然ですが、管理者が絶対に行ってはいけないことが3つあります。

1:電源の入切操作
入電時はスピンアップといって一時的に高い電力を流しハードディスクの高速回転を促します。その為、最も負荷がかかる状態になります。

障害発生時に通電を行うとファイルシステム異常の悪化、磁気ヘッド障害が発展してディスクに傷がつくスクラッチ障害にまで発展する恐れがあります。

また、正常でないシャットダウンを行うおこうも事も、ディスクに異常が起こるケースがあります。動作中の急な電源断でOS不良、RAID情報やファイルシステムの管理情報に不整合が発生して壊れてしまうケースもあります。場合によっては、基板にダメージが発生する場合もありますので注意が必要です。

2:ファームウェアのアップデート
RAIDの場合は、正常に使えていればファームウェアアップデートの必要性は低いので、更新通知をオフにしていればこれは解決します。ファームウェアの更新により異常が発生するケースは多いところから、注意が必要です。

3:リビルド、ハードディスクの入れ替え
たとえば、RAID5で1台のディスクに異常が起き、そのディスクを交換してリビルドしている最中に、別のディスクに異常が起きてRAIDが壊れる場合があります。 この場合は、正常でないシャットダウンのケースより復旧の難易度が高くなります。

リビルドが始まってすぐであればデータを救い出せますが、リビルドが半分以上進んでしまうと難しいです。3つ以外にも行ってはいけないことがあります

RAIDのディスクを取り外して自分で確認や復旧をしようとして壊してしまうケースも
非常に多くあります。たとえば、一度すべてのディスクを取り外し、また取り付け直したときに、ディスクの順番が入れ替わってしまい、RAID情報が書き換わったり、リビルドしてしまう事もありますので非常に危険です。

また、人によっては、RAIDのディスクを取り出し、ほかのPCにつないで中身を確認しようとしてしまうこともあります。このとき、Windowsがディスクのデータを認識できないことで「今すぐフォーマットしますか?」と表示され、うっかり「はい」をクリックしてしまい、ディスクが初期化されてしまうことがあります。

上記の方法を行ってしまったことで、復旧できる可能性が損なわれてしまうのはもったいないですよね、注意したいところです。

データ復旧依頼前に注意すべきポイントとは?
NASに障害は発生してしまった場合、すみやかにデータ復旧専門業者へ依頼することで、貴重なデータを復元することができます。ここで、依頼する前に注意すべきポイントがいくつかありますので、確認しておきましょう。

1:まずは何もしない!
障害が起こったら、電源の入切操作、ハードディスクの抜き差しなど一切行わず、何もしないでおきましょう。RAIDにより冗長化されているとしても、何もしないのが正解です。

2:状態、状況をメモする
「TeraStation」にはディスプレイがあるモデルもあり、エラーコードを表示するシステムがあります。また、それ以外の状況でもステータスランプPC上のエラーメッセージ、データストレージの異音などの状態や状況をできるだけ詳しくメモをとりましょう。

3:データ復旧の専門家に相談する。
例えば「日本データテクノロジー」では、専任のデータ復旧アドバイザーが「無料相談」を受け付けています。まずは依頼前に電話相談するのが良いと思います。
法人専用ダイヤル 0120-923-117
個人専用ダイヤル 0120-706-332
(共に8:00〜21:00 年中無休)

この3つを心がけて対処することで、データ復旧の可能性は飛躍的にアップすることは間違いありません。


「クラウド」だけでは対処しきれないビッグデータを取り扱うデータストレージ、そして「RAID」や「NAS」。これらは現在の業務を非常に快適で効率化してくれる便利なシステムであり、企業でも欠かせない生命線となっています。

実耐用年数の把握や冗長化といった対策を講じることも非常に重要です。しかしながら、万が一障害が起こってしまった場合の備えはもっと重要です。データの復旧には高い信頼性と実績を誇る専門業者を確保して依頼したいものです。[詳細はこちら]
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