日本有数の接着剤メーカー『セメダイン株式会社』には、「接着相談センター」が設置されており、日々、様々な質問や意見が寄せられている。

 東日本大震災の折には、ひび割れや雨漏り補修のご相談のほか、「セメダインの力で汚染水を固められないのか」とか「汚染水の排水口をふさいでほしい」といった要望がいくつも集まった。

「止める、くっつけるというキーワードから弊社を連想していただけるのはうれしいことなんですが、弊社には対応しかねる問題でした。

 しかし、異業種と捉えていた会社からのご相談や思いもよらない個人のアイディアに触れる機会は、とても重要と考えています。前述の汚染水を止める問題を含め、社内に可能性、解決策をその都度打診しています」(接着相談センター課長・堀江康信氏)

※週刊ポスト2013年9月13日号