日本代表、2日後のグアテマラ戦に向け非公開練習…ゲーム形式も

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 2日から行われているザックジャパンの大阪合宿も3日目。4日の大阪は午後から横殴りの大雨が降り、練習開始時間も予定の17時から30分遅れることになった。だが、夕方になって雨が小康状態となったため、予定通りトレーニングが開始。23人全員が揃い、10対10のゲーム形式から練習が始まった。

 グループ分けは青組がDF内田篤人(シャルケ)、森重真人(FC東京)、吉田麻也(サウサンプトン)、槙野智章(浦和)、ボランチ・山口蛍(C大阪)、遠藤保仁(G大阪)、右MF岡崎慎司(マインツ)、左MF齋藤学(横浜)、トップ下・香川真司(マンチェスター・U)、FW大迫勇也(鹿島)、黄組がDF酒井高徳(シュトゥットガルト)、伊野波雅彦(磐田)、今野泰幸(G大阪)、長友佑都(インテル)、ボランチ・長谷部誠(ニュルンベルク)、青山敏弘(広島)、右MF工藤壮人(柏)、左MF清武弘嗣(ニュルンベルク)、トップ下・本田圭佑(CSKAモスクワ)、FW柿谷曜一朗(C大阪)という構成だった。

 最初は手でボールを投げるところから始まり、徐々に蹴るスピードを上げ、負荷を上げていった。この後、報道陣を締め出して非公開練習を実施。連日取り組んでいる攻守両面の基本原則の確認を繰り返したと見られる。試合2日前ということで、グアテマラ戦を想定したミニゲームなども行われた様子だ。

 グアテマラはブラジル本大会出場を逃し、新たなチームに切り替わったばかり。大がかりな世代交代を実施し、監督も現時点では暫定だ。それでも守備は非常に硬いという。そういう相手だけに、日本としては守りの再構築を意識しつつも、攻撃の方に比重を置く戦い方になりそうだ。1トップが大迫になるのか柿谷になるのかも微妙だが、本田や岡崎らを中心にいい感覚を忘れずに戦ってもらいたい。