写真提供:マイナビニュース

写真拡大

東京都は3日、「無料でネイルの練習をやらせて」と販売目的を隠して若い女性に声をかけ、嘘をついて高額な美顔器を販売していたとして、「TD PARIS(ティーディー・パリス)」(屋号:ビューティ・サロン・アンジー(Beauty Salon Angle))(東京都・渋谷区)に対し、特定商取引法に基づき、一部業務の停止を命じた。

都によると、同社は渋谷のスクランブル交差点付近で、「もうすぐネイルのコンテストがあるので、無料で練習をさせて欲しい」と若い女性に声をかけて店舗に連れて行き、肌診断を行っていた。

店舗では、「あなたの顔は将来シミだらけになってしまう」などと嘘を言って消費者を不安にさせて、美顔器を販売していたという。また、学生など収入の少ない消費者に対しては、クレジット契約書に職業、収入および勤続年数等について、実際とは異なる内容を記載するよう指示していた。

被害者の平均年齢は22.0歳。これまでに平均約37万円、計42件の被害相談が寄せられている(2013年8月27日現在)。

都は同社に対し、特定商取引法第2条第1項に規定する訪問販売に係る行為(契約の締結の勧誘など)の業務停止を命令。停止期間は2013年9月3日〜2014年6月3日。

都は、販売目的を隠して店まで同行させるキャッチセールスに対して、注意を促すとともに、同様の被害に遭った場合は近隣の消費生活センターに相談するよう呼びかけている

(御木本千春)