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思想家・東浩紀氏が代表を務めるゲンロンは、 9月2日から福島県産食材オリジナルセットを1カ月間限定で販売している。9月8日にはいわき市内2カ所で、東浩紀氏、ジャーナリスト・津田大介氏、社会学者・開沼博氏によるトークイベントを開催する。

○「福島第一原発観光地化計画」で食材販売

同社は2012年9月から、「福島第一原発観光地化計画」を主宰している。およそ25年後、除染が十分に進んだ前提で福島第一原発とその周辺を観光地化し、原発事故の記憶を教訓として後世に伝える施設建設の意義を提唱している。

原発事故後も、同県の未来を見据えて生産を続けるいわき市のかまぼこメーカー・貴千と、きのこ生産業者・小川きのこ園とがコラボレーション。同県の食、同県をタブー視しない社会づくりに貢献するため、「福島の食」セットを発売する。

小川きのこ園は、同社内に放射能測定器を備え、収穫したエリンギと栽培に使用する培地の放射能測定を毎日実施。国が定めている一般食品の含む放射性物質は、100ベクレル/kgが安全基準値となっているが、同園は独自に5ベクレル/kg以下と設定し、原発事故後もエリンギ作りを続けたという。

セット内容は、蒲鉾(かまぼこ)「ボーノ棒」3本、かつおのたたき風蒲鉾、ぜいたくチーズ入り蒲鉾、大きなエリンギ(500g)、肉厚しいたけ(130g)、ピリ辛赤唐エリンギ(300g)、ゲンロンオリジナルステッカー、小冊子『貴千×小川きのこ園×ゲンロン〜25年後も美味しい小話〜』。

商品梱包(こんぽう)の緩衝剤には、同県の地元新聞紙を利用。10セット中1セットの割合で、ゲンロンが10月に刊行予定の『福島第一原発観光地化計画 思想地図β vol.4-2』に掲載が予定されている原稿が、緩衝剤として同梱される見通しとなっている。

価格は、3,000円。別途送料として全国一律850円必要。販売サイトのみの限定発売となる。

○ゲンロン代表・東浩紀氏のトークイベントも

9月8日には、いわき市内で行われる「劇団東京フェスティバル舞台『泡』福島公演」、「チェルノブイリ本刊行記念イベント「福島第一原発観光地化計画とは」の両イベントで、同社代表東浩紀氏らがトークイベントに出演する。

(フォルサ)