参院選は予想通りの自民圧勝となった。日経平均は事前からの“ねじれ解消”期待と世界経済の落ち着きから、1万5000円目前までスルスルと上げてきたが、8月上旬再び下落。厳しくなった投資家の銘柄選別眼にかなう銘柄を用意したぞ!


ゲーム株といえば、今上半期はガンホー・オンライン・エンターテイメントやコロプラといった新鋭のSNSゲーム会社が躍進した一方、草創期を支えたディー・エヌ・エーやグリーが売られた。それが今、原点回帰の兆候を示している。一方、任天堂やスクウェア・エニックス・ホールディングス、カプコンなどが明らかにいいのだ。

この逆回転は、SNSゲーム株の弱点に市場が気づいたからかもしれない。きっかけは、人気株のKlabの第3四半期決算で、「4本のゲームタイトルで2・5億円の特別損失を計上」とあったのだ。ゲーム会社は開発したゲームを「無形固定資産」として資産計上する。しかし、ゲームはいつか飽きられるもの。そうなると収益が稼げなくなり減損処理を迫られる。これは、人気離れを起こしたゲームを抱える全SNSゲーム会社に共通するリスクだ。ゲームタイトルの栄枯盛衰がゲーム株の今後をみごとに映していくだろう。



この記事は「WEBネットマネー2013年10月号」に掲載されたものです。