確定拠出年金のポートフォリオはどう作る? サラリーマンの資産運用を考える 第1話

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これまでの話で、確定拠出年金制度やNISAについて納得した周ちゃんは、いよいよ確定拠出年金の具体的なポートフォリオを組むことに。例によって、えーちゃんを居酒屋に呼び出した。

[前回までの記事]
確定拠出年金について考える


●第1話 資産運用とアベノミクスについてまずは考えてみた
●第2話 そもそも確定拠出年金ってなに?
●第3話 「日本の年金制度について知らないと!」
●第4話 確定拠出年金は「想定利回り」が大事!
●第5話 税制優遇を利用して資産運用の練習をしよう!

サラリーマンとNISA(日本版少額非課税制度)


●第1話 いちばん分かりやすいサラリーマンのためのNISA講座
●第2話 NISAの口座開設はギリギリまで待て!って本当?
●第3話 NISAの効果的な使い方と改善してほしい点とは?

いやいや、お疲れ。ここのところ、えーちゃんと確定拠出年金やNISAの話をしてるから、自分のお金をどうやって運用していくべきか、だんだん意識が高くなってきた気がするよ。でさ、いよいよ確定拠出のポートフォリオを具体的に考えようと思うんだけど、どうするのが有利なんだろう?

まあ、「これが買いでしょ!」って言うのは簡単なんだけど、資産運用ってのは不確実性を伴うので「絶対」はなくて、一概に「これが良い方法だ!」って言うのは難しいんだよねー。

だよなぁ。俺も資産運用ってものに絶対的な正解はないんだろうなってことは分かってるんだよ。
 じゃあさ、質問の仕方を変えるけど、確定拠出のポートフォリオって資産運用全般の考え方と一緒になる?

資産全体のポートフォリオから考えよう!

「確定拠出だからコレが良い」っていうことはないと個人的には思うよ。
 この前話したNISAについても同じで、最近は「NISAではこれを買え!」みたいな話も散見されるけど、NISAだからどうだっていうこともないでしょと思ってる。
 長期の資産形成という観点からは、本来、自分の金融資産の全体的な状況から、資産運用全体のポートフォリオを考えて、全体プランの中で税制優遇制度として用意されている確定拠出とかNISAをどのように組み込んで使うかだからね。資産運用全般のプランがあって、その中で確定拠出のポートフォリオを考えるっていうのが本来のはずなわけ。

ふむふむ。その前提で、えーちゃんが俺の立場だったらどういう風に確定拠出のポートフォリオを組む?

今、自分が会社員で企業年金に確定拠出があってその中のポートフォリオを考えるなら、んー、いったん先進国株式と新興国株式に1/4ずつと残りの半分は預金かな。

お、いいね〜。具体的な回答!
先進国株式と新興国株式に1/4と預金に1/2ってのはなぜなの?

俺の場合は変則的なやり方かもしれないけどね。
ポートフォリオはそれが自分にとって合っているかどうかと、納得感がないと意味ないと思うから、結論ありきの前に、ちょっと順を追って考えてみよう。

 まず、自分にはどれくらいの利回りで運用する必要がありそうかってことを掴むことが大事なんだよ。

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