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財務省は2日、2013年4〜5月期の法人企業統計調査の結果を発表した。それによると、全産業(金融業・保険業を除く)の設備投資額は前年同期比0.02%増の8兆3,106億円となり、3四半期ぶりに微増した。

業種別に見ると、製造業の設備投資額は前年同期比9.1%減の2兆8,521億円で、3四半期連続の減少。一方、非製造業は同5.6%増の5兆4,585億円と、3四半期ぶりに増加に転じた。製造業については、輸送用機械、石油・石炭などで増加したものの、情報通信機械、金属製品、食料品などで減少したことが響いた。非製造業については、サービス業や情報通信業などで減少したのに対し、建設業、不動産業、小売業などで増加し、全体ではプラスとなった。

ソフトウエアを除く設備投資額(季節調整値)は、前年同期比1.4%増の7兆6,332億円となり、前期比でも2.9%増と3期連続で増加した。

また、資本金階層別に設備投資の増加率を見たところ、10億円以上は前年同期比1.1%減、1億円〜10億円は同2.4%減、1,000万円〜1億円は同4.0%増となった。

売上高は前年同期比0.5%減の311兆6,656億円。5四半期連続の減少となったものの、減少幅は縮小しつつある。業種別に見た場合、製造業は同3.9%減の92兆2,310億円で、4四半期連続のマイナス。一方、非製造業は同1.0%増の219兆4,346億円で、5四半期ぶりに増収に転じた。製造業については、輸送用機械などが増収となったが、食料品、生産用機械、情報通信機械などで減収した。非製造業については、運輸業、郵便業、情報通信業、建設業などで減収となったものの、卸売業、小売業、サービス業、不動産業などで増収となった。

資本金階層別に売上高の増加率を見ると、10億円以上は前年同期比0.8%減、1億円〜10億円は同4.8%減、1,000万円〜1億円は同1.7%増となった。

経常利益は前年同期比24.0%増の15兆6,790億円と、大幅に増加。業種別に見た場合、製造業は同51.5%増の6兆369億円と3四半期連続の増加。非製造業も同11.3%増の9兆6,421億円となり、2四半期ぶりに増加に転じた。製造業については、生産用機械、食料品で減益となったものの、輸送用機械、情報通信機械、鉄鋼などで増益となった。非製造業については、情報通信業、建設業などで減益となった一方、卸売業、小売業、サービス業などで増益となった。

資本金階層別に経常利益の増加率を見ると、10億円以上は前年同期比49.7%増、1億円〜10億円は同1.8%増、1,000万円〜1億円は同12.5%減となった。

(御木本千春)