経済産業省が8月30日、海外需要開拓支援機構(クール・ジャパン推進機構)の社長に、松屋常務執行役員の太田伸之氏が内定したことを発表した。会長には、フジ・メディア・ホールディングス常務取締役を務めたサンケイビル代表取締役社長の飯島一暢氏が就任予定。機構は11月に設立が予定されている。

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 クール・ジャパン推進機構は、衣食住やアニメなどのコンテンツをはじめ、日本の文化やライフスタイルの魅力を付加価値に変えて海外需要を獲得し、日本の経済成長につなげることを目的に創設。政府が500億円を出資し民間企業からも出資を募り、海外事業への投資や民間ビジネスを支援する。9月中旬に海外需要開拓支援機構法(クール・ジャパン法)が施行された後、11月に始動する予定。

 社長に就任が内定した太田伸之は、明治大学経営学部を卒業後ジャーナリストとして米国で活動し、帰国後の1985年に東京ファッションデザイナー協議会を設立して事務局長を務めた。2000年から10年間イッセイミヤケ代表取締役社長を務めた後、株式会社松屋常務執行役員に就任。また、一般社団法人日本ファッションウィーク推進機構の理事としてコレクション事業を担当しながら、MDスクールを開講するなどファッション業界の若手を育成してきた。太田氏は、クール・ジャパン推進機構の設立に向けて「ポテンシャルは十分ある日本のデザイン、生活文化をもっと世界に広めたい。難しい仕事ですが、飯島さん(会長)という素晴らしいパートナーと共に精一杯頑張ります」と語っている。