【8月第5週目の韓国は】ソン・ジュンギ、ヒチョル(SJ)の入除隊、週末には大型K-POPコンサートも

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【30日・ソウル=KEJ椎名沙織】今週の韓国は芸能人の入除隊が話題の1週間となった。まず、27日に俳優のソン・ジュンギが江原道(カンウォンド)春川(チュンチョン)市の102補充隊に入所した。ドラマ『トキメキ☆成均館スキャンダル』(10/KBS)で一気に人気を広め、最近では『優しい男』(12/KBS2)や映画『私のオオカミ少年』などに出演して、人気絶頂の真っ只中だった彼の入隊の便りは多くのファンを悲しませた。入隊現場はソウル郊外だったにも関わらず、当日現場には多くのマスコミのほか、韓国をはじめ日本や中国など海外からおよそ100人のファンが訪れた。

数名のボディーガードに誘導され、人並みを掻き分けるようにようやく取材陣の前に立ったソン・ジュンギは、黒いTシャツにジーンズ、頭にはキャップをかぶり、足元はスニーカーという至ってシンプルな服装だった。あちらこちらから聞こえる歓声に笑顔で手を振って応えたソン・ジュンギは、この後キャップを脱いでさっぱりとしたヘアスタイルを初公開。「本日はわざわざ遠くまでお越しいただきありがとうございます。元気に行ってまいりますので心配しないでください。最近(芸能兵士関連の)話題も多くありましたが、こうして皆さんにご挨拶できる機会ができて嬉しいです。行ってきます」と短く挨拶すると、足早にその場を後にした。

30日にはSUPER JUNIORのヒチョルが除隊を迎えた。ヒチョルが召集解除される城東(ソンドン)区庁には、非公開の発表があったにも関わらず複数の媒体とファンが集まった。依然として彼の熱い人気が証明されたなか、9時45分、所属事務所関係者のサインに続き、遂に姿を現したヒチョル。この日の彼のファッションは柄Tシャツにジーンズ、フレームの大きいメガネとファッショナブルで、短髪を気にしてか頭には黒のキャップを被っていた。建物の正面口から登場したヒチョルは、区長から授与された表彰状を見開き、満面の笑みとともにファンに投げキッスをプレゼント。混雑を避けるように足早に車へ移動するも、その後をファンが一斉に追いかけたため辺りは大パニック状態となった。ヒチョルはこの後取材陣とファンに囲まれると表彰状で顔を隠すようにして移動し、車に乗ってその場を後にした。

所属会社側によるとヒチョルの今後の活動については、本人と話し合って検討するとのこと。なかでもヒチョルが入隊前にレギュラーを務め、同じメンバーのキュヒョンにバトンタッチしたトークバラエティ『黄金漁場-ラジオスター』(07-/MBC)に復活となるかに注目が集まっている。

一方、今週日曜日には仁川文鶴(インチョンムナク)ワールドカップ競技場にて大型K-POPコンサート「2013 INCHEON KOREAN MUSIC WAVE(2013仁川韓流観光コンサート)」が開催される。昨年は休止となったことから2年ぶりに復活した今年のコンサートには、SUPER JUNIOR、少女時代、KARA、SISTAR、T-ARAなどの超人気アーティストからEXO、B.A.P、BTOB、防弾少年団など新人アーティストなど全20チームが参加する。