外国人投資家の日本株買い これからが本番というその理由は?

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財務省が8月8日に発表した7月の対外及び対内証券投資によると、外国人投資家による日本株投資は9599億円の買い越しとなった。買い越しは実に10カ月連続となる。足下では、7月第4週(21〜27日)に8週ぶりに売り越しに転じたものの、大きな流れでの買い意欲はまだ続いている。そして、アナリストの清水洋介さんは、今後外国人投資家の買いが本格化するという。その理由とはいったい…。

ドル建ての日経平均株価は
円建てに比べて大きく出遅れている!

 日本株市場の取引の6割を占めると言われる、この外国人投資家の動向を分析するうえでヒントになるのが、「ドル建ての日経平均」の動きだ。

 外国人投資家の立場で見たドル建ての日経平均の成績は、対ドルで円安が進むほど目減りする。およそ1年前の8月初めに1ドル=78円台だったドル円は、その後25%も円安が進み、8月5日時点では1ドル=98円台に。これを受け、円建ての日経平均が12年8月から約1年で65%も上昇しているのに対し、ドル建ての日経平均はまだ32%の上昇に留まっているのだ。

 「NYダウが高値更新するなか、外国人投資家から見ると日本株はまだ“出遅れた市場”として映っています」

 と語るのは、長年証券アナリストとして活躍するアルゴナビスのフィナンシャルコンシェルジュ清水洋介さん。

 「調整に入っている中国などの新興国株市場と比べても、長期のデフレからの脱却が期待される日本株市場に対する外国人投資家の注目度は増しています。今後の経済政策や日銀の動向を見極めたいという動きはありますが、基本的に日本株への期待感は変わっていない。長期的な買い手として外国人投資家の買い越しスタンスはまだ期待できるでしょう」(清水さん)

 では、こうした外国人投資家の買い意欲も踏まえ、清水さん以外のスゴ腕アナリストたちは日本株の今後をどうみているのだろうか。

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