反重力がテーマの体験型展覧会 やくしまるえつこら16名が出展

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 SF作品に登場する架空の概念「反重力」がテーマの展覧会「反重力 浮遊|時空旅行|パラレル・ワールド」が、豊田市美術館で開催される。「人間が大地から離れるとしたら、また人間の生活を支える基盤が壊れたとしたら」と問うことで、軽やかな空間性を感得し地上の価値観から離れ、宇宙的な視野を持つ機会を提供する。1920年代から80年代生まれの幅広い世代、国籍に属する多彩なジャンルの作家16名の作品が出展され、期間は9月14日から12月24日までが予定されている。

9月から「反重力」テーマの展覧会の画像を拡大

 「反重力 浮遊|時空旅行|パラレル・ワールド」は、「あいちトリエンナーレ2013 揺れる大地 われわれはどこに立っているのか 場所、記憶、そして復活」との特別連携事業。会場には磁気テープが宙に浮かんだまま回転し続けるジルヴィナス・ケンビナスの作品や、来場者が建物の表面に浮かんでいるように見えるレアンドロ・エルリッヒの新作、中谷芙二子による霧を発生させるインスタレーションなど、重力からの解放を体感できる作品が登場。映像や巨大なインスタレーションから、極端に物質を切り詰めたコンセプチュアルな作品まで約25点が展示される。

 会期中には、物理学者 大栗博司による重力についてのレクチャーが行われる他、「あいちトリエンナーレ2013」芸術監督の五十嵐太郎や建築家の青木淳、出展作家 中村竜治の3人によるトークイベントが開かれる。また、映画「2001年宇宙の旅」や「惑星ソラリス」の上映、ギャラリーツアーなど各種イベントが予定されている。

<出品作家>
レアンドロ・エルリッヒ Leandro ERLICH
平川紀道 Norimichi HIRAKAWA
カーステン・ヘラー Carsten HÖLLER
河原温 On KAWARA
ジルヴィナス・ケンピナス Zilvinas KEMPINAS
クワクボリョウタ Ryota KUWAKUBO
松澤宥 Yutaka MATSUZAWA
毛利武士郎 Bushiro MOHRI
内藤礼 Rei NAITO
中原浩大 + 井上明彦 Kodai NAKAHARA + Akihiko INOUE
中村竜治 Ryuji NAKAMURA
中谷芙二子 Fujiko NAKAYA
エルネスト・ネト Ernesto NETO
奥村雄樹 Yuki OKUMURA
佐藤克久 Katsuhisa SATO
やくしまるえつこ Etsuko YAKUSHIMARU

■反重力 浮遊|時空旅行|パラレル・ワールド
 会期:2013年9月14日(土)〜12月24日(火)
 休館日:月曜日
 ※9月16日、9月23日、10月14日、11月4日、12月23日は開館
 開館時間:午前10時〜午後5時30分(入場は午後5時まで)
 ※10月12日から10月14日までは午後8時まで開館
 会場:豊田市美術館
 住所:愛知県豊田市小坂本町8丁目5番地1
 観覧料:一般1,000円(800円)/高校・大学生800円(600円)/中学生以下無料
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