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ビデオリサーチは29日、生活者の"今の気分"を測定した「生活者の感情測定調査」の結果を発表した。それによると、今の気分の「ワクワク度」は若者よりシニアの方が高かったのに対し、「不安度」はシニアより若者の方が高いことがわかった。

同調査は、「人の心の動きを捉えることが、その先に起こる事象の予測に繋がる」との仮説に基づき、行われたもの。調査で得られる生活者の気分の変動と、既存の行動捕捉データの変動との関連性を読み解き、未来予測に繋げていく取組みだという。

今回は、今の気分のうち「ワクワク度」と「不安度」について、2013年7月に調査を実施。今の気分を「どのくらいそう感じているか」という度合いで質問し、「ワクワク」や「不安」のほか、幸せ・希望・誇らしさ・だるさ・焦り・沈み・イライラなどの感情についても、0%〜100%の11段階で回答を得た。

その結果、「ワクワク度」の割合が最も高かった年齢層は60〜74歳で53.4%、次が50代の45.5%と続いた。20代から40代はほぼ横並びで、20代が39.8%、30代が39.7%、40代が39.1%。反対に「ワクワク度」が最も低かった年齢層は20代で35.5%にとどまった。

一方、「不安度」については、20代が最も高く53.8%。次いで、10代の53.3%、40代の51.7%、30代の50.9%となった。それに対して、50代は42.7%と半数以下となり、さらに60〜74歳では33.7%と大きく減少していた。

同社が、若者(10〜20代)から出てきた感情に影響を与えているエピソードを解析したところ、勉強や就職、仕事など見えない未来に対する不安に加え、やらなければいけないことは山積みにも関わらず出来ていないことで、さらに不安が増している様子が浮き彫りになったという。

一方、シニア層(60代以上)については、加齢による健康不安を持ちつつも、リタイアにより仕事上のストレスがなくなったことが、新たな人生の楽しみ方の発見につながり、心地よい生活を過ごすことができていると分析している。

(御木本千春)