渋谷の老舗生地屋マルナンが閉店 71年の歴史に幕

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 渋谷の道玄坂下にある老舗洋服生地屋渋谷マルナンが、9月16日をもって閉店する。創業時から今日まで、支店を出さず同地で営業してきたが、ビルの老朽化を理由に閉店を決定。現在のところ、移転や新規出店する予定はないという。なお、ネットショップ販売は8月8日正午で終了している。

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 渋谷109前に店舗を構えるマルナンは1万点以上の商品を取り扱う洋服生地屋で、地下1階から地上4階の5フロアにヴィンテージから最新の生地、インポート生地など様々な素材や、資材生地、洋裁用付属品などが所狭しと並ぶ。衣服に関する豊富な知識を活かした接客が魅力で、これまで服飾学校に通う学生から年配者まで、幅広い層に親しまれてきた。

 マルナンは、創業して71年目となる今年の7月1日に閉店を決断。会社の存続については未定とし、今後の展開について担当者は「コメントを差し控えたい」と述べている。現在、店頭では閉店セールを開催しており、レジに列ができるなど多くの人が来店。和柄のジャガードやシルクコットンレースなどの生地や洋裁用付属品などが特価で販売されている。