小遣い額の増加は1割にも満たず 家計に「アベノミクス」はまだ浸透せず

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「アベノミクス」効果で企業の景況感は改善しつつあるが、経済の最小単位である家計において、何らかの動きはあったのだろうか。オリックス銀行株式会社は、家計管理に関する実態について、全国の20歳以上の男女計3300名(男性1650名、女性1650名)を対象に、インターネットでアンケート調査を実施した。

同調査によると、平均小遣い額(月額)は、夫「3万468円」、妻「1万9444円」。今年に入って小遣いが増えた人はわずか6.8%という結果になった。むしろ、減少した人(17.0%)が増加した人の2倍以上。小遣いが足りないと感じる人は多いものの(53.4%)、増額交渉を行った人は5.8%にとどまった。

次に、家計管理における未婚者の希望と、既婚者家庭の実態を調査。20〜30代の未婚男女に、結婚したら家計管理はどのようにしたいか尋ねたところ、「共同で管理」が42.7%でトップとなった。しかし、既婚者の実態は、51.6%の家庭で「妻が管理」すると回答。さらに、子供のいる家庭では、「妻が管理」の割合は65.0%にまで達し、未婚者と既婚者(20〜30代)では、「共同で管理」と「妻が管理」の割合に大きな差が見られた。

また、これまでもらってうれしかったプレゼントを尋ねたところ、男性1位は「特にない/覚えていない」(34.4%)、女性1位は「貴金属」(43.2%)という結果になった。また、うれしかった中でも“一番”は、「具体的なものではなく、プレゼントを贈ってくれる気持ち」が男女(男性:27.0%、女性:24.9%)とも1位となった。その一番うれしいプレゼントを誰からもらったか質問すると、既婚者は男女ともに「配偶者」(75.7%)が断トツの1位だった。

さらに、消費税増税前に購入したいものを聞いたところ、半数以上の55.8%が「特にない」と回答。年代が上がるほど、その割合が増えている。購入したい中では、「大型家電」(14.0%)、「自家用車」(13.8%)などの耐久消費財が上位となった。最も高額と思われる「不動産の購入」も、少ないながら6.5%の人が検討していることがわかる。また、20代と60代では、「国内旅行」がトップとなった。