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オリックス銀行は27日、家計管理の実態に関するアンケート調査の結果を発表した。同調査は7月3日から7月4日に、全国の20歳以上の男女計3300名(男性1650名、女性1650名)を対象にインターネットで実施した。

○「ウチ(家)ノミクス」はアベノミクスにまだ追随せず。小遣い額が増えた人はわずか6.8%

日経平均株価はアベノミクス効果で上昇し株式市場は活況だが、お小遣い市場はどのような動きなのか、小遣い額の増減を聞いたところ、今年に入ってお小遣いの金額が増加した人の割合は1割にも満たないという結果になった。むしろ、減少した人が増加した人の2倍以上。「アベノミクス」はまだ家庭内には浸透していないようだという。小遣いが足りないと感じる人は多いものの(53.4%)、増額交渉はほとんどの人が行っておらず、半ば諦めている人がいるのかもしれない。「ウチノミクス」では、まだ"小遣いアップ"という矢は放たれていないようだとしている。

○家計管理はライフイベントにより変化する傾向にある

家計管理の理想と実態について、20〜30代の未婚男女に「結婚したら家計管理はどのようにしたいか」と聞いたところ、「共同で管理」が42.7%でトップとなっている。一方で、同年代の既婚者では、未婚者と比較すると「共同で管理」が大きく割合を減らし、「妻が管理」は2倍近くの51.6%を占めた。さらに、子供のいる家庭では、「妻が管理」の割合は65.0%にまで達している。結婚前は夫婦一緒に家計管理をしたいとお互い望んでいても、結婚・出産というライフイベントを経て実態は大きく変化し、結果的に財布の紐は妻が握ることになるようだ。

○調査結果のまとめ

「ウチ(家)ノミクス」"小遣いアップ"の矢はまだ放たれず

・今年に入って小遣いが増えた人はわずか6.8%

・小遣いの増額交渉にチャレンジする人はほとんどいない

家計管理における未婚者の希望と、既婚者家庭の実態

・未婚者は、結婚したら家計は「共同で管理」を希望(42.7%)

・しかし、既婚者の実態は、6割近くの家庭で「妻が管理」

・未婚者と既婚者(20〜30代)を比較すると、「共同で管理」と「妻が管理」の割合に大きな差が。

"嬉しかったプレゼントは?"男性の3人に1人は「特にない/覚えていない」

・女性は「貴金属」(43.2%)がトップ。男性は「特にない/覚えていない」(34.4%)

・嬉しかった中でも、"一番"は「贈ってくれる気持ち」が男女とも1位

一番嬉しかったプレゼントは誰からもらったもの?

・既婚者は「配偶者」(75.7%)が断トツの1位!

消費税増税前に購入したいものはありますか?

・半数以上が、「特にない」との回答。年代が上がるほどその割合は増加

・購入したい中では「大型家電」、「自家用車」などの耐久消費財が上位に

・20代と60代以上で「国内旅行」がトップ

(金野和子)