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ANAホールディングスは8月27日に、外国エアラインとして初めて、ミャンマーの民間エアラインへ投資を行うことを発表した。

○アジア市場への布石

同社は「2013−15年度中期経営戦略」において、新たな成長領域拡大に向け、アジアへの戦略的投資等による航空関連ビジネスを中心とした多角化戦略を掲げている。アジアの中でもとりわけ成長のポテンシャルの高いミャンマーの航空業界にいち早く参入し、ミャンマーの航空会社との資本提携関係構築により、同国を取り巻くアジア市場の航空需要を積極的に取り込んでいくという。

ANAグループはミャンマーの航空会社「Asian Wings Airways Limited(アジアン・ウィングス・エアウェイズ)」(以下、AWA)と提携協議を行い、資本提携に関する基本合意に至った。AWAはミャンマーの民間新興エアラインであり、現在は国内線のみ運航しているが、2013年10月からは国際線就航を予定している。また、2018年までにA320、10機体制を目指している。

○成田=ヤンゴン線がデイリー運航へ

ANAグループはAWAの株式49%(2500万米ドル(約25億円相当)を投資)を取得し、今後はAWAに対して、運航・整備に関する安全性・定時性の強化やサービス品質向上にむけた業務支援を行う。また、国内線・国際線両事業において、ミャンマーの他エアラインとの差別化を図り、スピード感を持って同社の事業拡大を進めていくという。本件投資は、外国のエアラインがミャンマーの民間エアラインへ投資を行う初のケースとなる。

また9月30日から、ANAは成田=ヤンゴン線のデイリー運航(週7便)・機材大型化を実施する。日本からミャンマーへの輸送力増強を行う中、ミャンマー国内の主要都市への以遠便(AWA運航)の接続性を向上させ、ANAのネットワークへの貢献も見込んでいるという。