日経平均の週足チャート(1年)。緑が13週、赤が26週、青が52週の移動平均線(出所:株マップ)

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 日経平均が22日に1万3238.73円まで下落した時は、遂に「ナイアガラ」がやってくるのかと思いましたが、翌23日に295.38円高となり、その実現が少し遠のきました。

相場トレンドは「横」か「下」

 私は、テクニカル上の日経平均の分水嶺は26週移動平均線(26日現在1万3613.96円)とみています。正直、相場のトレンドは「上」はないとみており、「横」か「下」かの二択と認識してます。具体的には、日経平均が26週移動線より上なら「横ばいトレンド」、同線より下なら「下降トレンド」ということです。

 ちなみに、13週移動平均線が下降転換した現状は、中期上昇トレンドの中の「中段保ち合い」といえます。このため、今後のチャートパターンは、トライアングル(三角保ち合い)を形成する公算が大きいことは事実です。

 そうは言っても、26週移動平均線を割り込むようだと、13週移動平均線と26週移動平均線との「デッド・クロス」の実現が視野に入り、「三角保ち合い」シナリオが崩壊し、まずは6月13日安値1万2415.85円を目指す可能性が高まるでしょう。

 少なくとも、安定的に13週移動平均線を日経平均が安定的に上回って推移しない限り、中期の下落トレンドは継続中とみておく必要があります。そして、前述のように26週移動平均線を下回ったら、下落余地が大幅に拡大しかねないと警戒しておくべきなのです。

祈る前に損切りをしなさい

 ところで、16日申し込み時点の信用買い残は2週ぶりに減少(209億円減)したとはいえ、買い残は2兆9992億円です。5年半ぶりの高水準に膨らんだ5月31日の3兆1719億円から、それほど減っていません。信用買い方の皆さん、評価損にじっと耐えているようです。そして同時に相場の反転、保有銘柄の反発を祈っていることでしょう。

 ここで、成り上がりたいあなたに贈る言葉は、「相場は祈ったら負け」というものです。祈る暇があったら損切りし、「しまったは手仕舞え」を実践するべきです。

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