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中国の成都ジャイアントパンダ繁殖育成研究基地(成都パンダ基地)は、認定したパンダ大使とともに、世界パンダ保護ツアー(Global Panda Conservation Tour)を開始し、パンダをはじめとする絶滅危惧種の保護活動を強化するよう訴えた。

パンダもしくはジャイアントパンダは中国の固有種で、世界で最も絶滅が危惧(きぐ)されている種のひとつ。野生のパンダは約1,600頭で、中国西部四川省の山地に生息しており、300頭以上が動物園などで飼育されている。

○パンバサダーによる野生動物保護世界ツアー

同基地は野生動物の研究、保護、飼育及び保護のための教育を目的としたNPO。今回のツアーに関して、「パンダ保護は生物多様性保全の一環。パンダは中国の宝であり、生息地域が中国の生物多様性のホットスポットでもある。パンダとその生息地を保護することで、他の動物及び植物も保全することができる」と声明を出した。

中国を象徴する動物・パンダの大使を選考するキャンペーンは、2012年9月にスタート。中国からチェン・インロン氏、フランスからジェローム・プイエ氏、米国からメリッサ・カッツ氏の3人を2012年11月にパンダ大使(パンバサダー)に選定した。

世界ツアーの開始に当たって、香港の海洋公園で開かれた記者会見で、世界116万人の候補者から選ばれた3人のパンダ大使のひとり、チェン・インロン氏は、パンダの保護がパンバサダーだけの役割ではないとして、「誰もがパンダや野生生物の保護に加わってほしい」と語った。

3人のパンダ大使は、香港、シンガポール、ワシントン、アトランタ、パリ、エディンバラを含め現在パンダのいる世界の都市を巡回する予定。

(フォルサ)